私の10点満点評価にメッセージ性の項目が無い理由
私は漫画も映画、アニメ、ゲームと言ったエンタメに対していつも10点満点評価をつけていますが、
例えば、以下の記事はこちら
私の10点満点評価はいつも以下のような感じです。
⑥10点満点評価(及第点は6点)
世界観6
爽快感6
ワクワク6
キャラクター6
ストーリー6
ギャグ6
テンポ6.5
ド派手さ6
青春感 7
アニメーションの美しさ 8
音楽6.5
女性キャラの可愛いらしさ8
(10点満点評価の大体の意味合い)
10…史上最高レベルで文句なし
9…映画の魅力の核となる最高峰のレベル
8…非常にハイクオリティで映画の武器となるレベル
7…中々高いレベル、好印象なレベル
6…合格点レベル、映画を見ていて特に不快感を感じないレベル
5…クオリティが低いが我慢できるレベル
4…映画の印象に悪影響を与えるレベル
3…映画全体の印象に多大な悪影響を与えるレベル
2…これ一つで映画が全部台無しレベル
1…絶句
私はストーリーの面白さやキャラクターの魅力、音楽の良さ等は必ず評価しますが、
メッセージ性に関しては評価項目にいれていません。
私はエンタメとしての実力が高い商品、作品の時に各項目の点数が高くなる傾向があります。
エンタメ度の高さを誰にでもわかりやすく伝える為に考えた項目が上記の項目なのです。
メッセージ性が強くても面白くない作品は世の中にたくさんありますし、
メッセージ性が弱くても面白い作品も世の中にはたくさんあります。
もちろんメッセージ性が強くて面白い作品もあります。
メッセージ性が強い、弱いではエンタメ度を測る事は難しいと私は考えているのでメッセージ性の項目を作っていません。
作品が訴えてくるメッセージが心に響くか否かは本人の価値観によるところが大きいと思っています。
映画をみても必ず賛否両論の意見が出るのは価値観の違いからでしょう。
しかし、私の将来の目標としてはより多くの人を楽しませるエンタメ創出集団を作りたいわけで、
多数の人が楽しめるエンタメのノウハウを自分の中に蓄積しておきたいのです。
その為に、自分で体験したエンタメ作品に対してヒット予測を行い、市場との反応の差を調べているわけです。
私は人の幸せは人それぞれであり、人の価値観も人それぞれであるという考え方の人間です。
だからこそ、体験する人の価値観によって大きく捉え方が変わる作品のメッセージ性は評価対象外にしています。
エンターテイメントとは
人を楽しませるものや事柄のことです。
エンターテイメントとは人を考えさせることではないと思います。
楽しい作品であればメッセージ性が低かろうが高かろうが、多くの人を幸せにする素晴らしい作品だと私は思うわけです。
大人向けの善悪について色々と考えさせる作品がエンタメとして素晴らしく、
子供向けの勧善懲悪がハッキリとした作品がエンタメ作品として負けているとは私は思わないわけです。
頭空っぽでみれる作品でも面白ければOKですし
頭フル回転で見る作品でも面白ければOKです
結局は面白ければ何でもOKです。
体験した後に楽しかった、面白かった、幸せだったと思えるエンタメ作品こそが私がノウハウを吸収したい作品です。
優れたエンタメ作品やエンタメ施設は心で面白いと思わせる力があると思います。