じゃじゃ麺はジャージャー麺と違うの?
盛岡名物じゃじゃ麺。じゃじゃ麺の話をすると、ジャージャー麺と勘違いされている人が多くいる印象です。
【ジャージャー麺とじゃじゃ麺】
両者の違いはご存じですか?ジャージャー麺はイメージできるでしょうか。漢字で書くと炸醤麺。炸醤とは肉みそのこと。中華麺に肉みそを乗せた麺料理です。
ラーメン屋のメニューのノリで言えば、甘辛肉みそのまぜそばみたいな感じですね。
じゃじゃ麺は盛岡三大麺の一つ。盛岡市にある「白龍(パイロン)」の初代主人が炸醤麺を元に盛岡の人に合わせて考案したメニュー。終戦後の盛岡で屋台で始め、今の形になったと言われています。今では盛岡名物です。
炸醤麺は中華麺ですが、じゃじゃ麺はうどんのようなきしめんのような、少し平たい麺を使用。じゃじゃ麺は炸醤麺を元にしてますが、似て非なるもの。
じゃじゃ麺を初めて食べたときは、こんな麺料理があるのかと感嘆しました。
食べ方としては、まずはそのまま。途中で卓上のラー油やにんにく、酢を少しづつ加え、味変を楽しみます。もちもちの麺の食感がたまりません。
そして驚いたのが最後。一口分くらい残した皿に生卵を入れてかき混ぜます。それをお店の人に渡すと、麺のゆで汁と味噌を少し加えてくれます。この食べ方を【チータンタン】と言います。そのまま飲んでも良し、胡椒やラー油を入れてアレンジするも良し。
酢やラー油を入れるあたりは、油そばに似ていますし、チータンタンは、つけ麺のスープ割の感覚に似ていますね。食べ方のユニークさや、自分好みの味に出来るというところに人気の理由があるのかもしれません。
まとめ
じゃじゃ麺はジャージャー麺をヒントに、日本人好みにアレンジされた麺料理です。
盛岡に行くときは味わってみてはいかがでしょうか。
じゃじゃ麺も美味しいですが、札幌で食べる味噌ラーメンは最高ですよね。
味噌ラーメンの発祥を知らないならコチラを是非。
Kindle Unlimited会員なら無料で読めます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?