フィリピンのお墓事情!生前にお墓を買ったフィリピン人
キリスト教(カトリック)のフィリピンでは火葬しない人が多い。カトリック教会は、人間の体は神が創造したもの。だから埋葬を推奨しているんです。それに火葬は費用もかかる。貧しい人は火葬できない。
フィリピンは土葬
遺体は棺に入れられ、地中に埋葬されます。つまり、土葬が一般的。土葬の場合、人間の体のサイズが必要だからスペースが必要。スペースがなくなるから、パブリックの墓は石の棺桶を積み上げている。
フィリピンの墓はカラフルです。カプセルホテルのアイデアはここから生まれたのかもしれない。
墓の値段はエリアで違う。マニラだと10000ペソぐらいと言ってました。ただ、毎月維持費が必要。200ペソらしい。払えないと、他の人の遺体が入ってくる(らしい)。墓に住み着いている人もいて、治安が悪いエリアもある。
墓の付近はスラム街も多い。
そんな中、友達のフィリピン人が「墓を買ったから見に行く?」と言うのでついていった。パブリックではなくプライベートの墓です
広い公園みたいな敷地の土地を買うのです。プライベートの墓の値段は1つ20万ペソ。4人まで入れるそうです。
自分の墓の費用を残して死ぬフィリピン人なんてほとんどいない。だから、人が死ぬと、遺族が墓を準備する。お金がないと借金して墓を用意することもあるそうです。
彼女の親族にはお金持ちはいない。親族に負担をかけたくないので、自分の墓は自分で用意しておこうと思ったそうだ。30代のフィリピン人女性です。日本に住んでいたことがあるので、日本の影響を強く受けている。日本で生活して、事前に準備することが大切と考えるようになったと本人は言う。だけど、生前に墓の準備をすることはフィリピン人には理解されないそうだ。
墓地ではピクニックしている家族が多い。
敷地はめちゃくちゃ広い。歩ける広さじゃない。車で走っていると、いろんな墓があった。
地上にでている墓
家みたいな墓
もうよくわからない。
お金持ちは墓を買う。
大きい家は何百万とするそうです。
木が育っている。「栄養があるからね。」とフィリピン人が言っていた。関係あるのかな
フィリピン人にとって墓は家族との再開の場。
ハロウィンも盛り上がります。
コロナで少し状況が変わってきたそうです。新型コロナウイルスで亡くなった人は火葬しないといけない。だから、火葬する人が増えてきたそうです。
自分の墓のことなんて考えたこともなかった。
フィリピンでは死ぬことが身近にある。
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