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#2 はじめてのデンマークで驚いた8つのこと

デンマークに行きました。はじめての北欧、10日間の旅行です。首都のコペンハーゲンからフュン島のオーゼンセまでバスで行って、オーフスまでは車で行って、コペンハーゲンに電車で戻りました。

はじめての国に行くと、発見があって楽しい。


公共ベンチで非接触充電ができる

ショッピングモールのベンチで充電できるんです。それだけでも便利だなあと思っていたら、非接触充電ができるモールもあってビックリ!テクノロジーとしてもすごいけど、性善説がすごい!

エレベータに閉めるボタンがない

「開」ボタンしかない。慌てる必要ないのです。

自転車が完全にインフラになってる

コペンハーゲンには自転車が溢れています。道路には自転車レーンがあって、みんな自転車に乗ってます。電車にもエレベーターにも自転車を持ち込めるし、ホテルにも自転車レンタルがある。タクシーやバスは走ってるけどバイクは走ってません。通勤時間でも渋滞してません。エコです。

男女兼用トイレ

ショッピングモールのトイレに入ったときに女性がいたから、間違って女子トイレに入ってしまったと思いました。一部のトイレは男女兼用です。すべて個室だけど、洗面所が一緒なので最初はビックリしました。デンマークはジェンダー先進国ですね。

電車の改札ゲートがない

電車の改札ゲートがないんです。だから、チケットを買ってなくても電車に乗れちゃいます。たまーに電車の中で乗車券をチェックするオジサンが現れます。でも、みんな払ってます。性善説って低コスト!みんながルールを守るなら監視する仕組みもペナルティもいらない。

ホームレスも電車に乗れますね。

駐車場もゲートがない

駐車場もゲートがない。勝手に入って勝手に出れる。駐車券もないです。ショッピングモールの駐車場を使ったとき、精算機に車のナンバーを入力したら、カメラで写された候補の車が何台がでてきました。自分の車を選ぶと料金が表示されるんです。性善説だけじゃない。日本よりテクノロジーも先に行ってます。

電力の約50%が風力発電

デンマークは総電力の約50%が風力発電。緯度が高くて地形が平坦、山がないんです。年間を通じて適当な強さの風があるから風力発電にピッタリ。

コペンハーゲンの海外沿いには風車が立ち並んでいます。2028年までに電力の100%を再生可能エネルギーにするのが目標、CO2排出量もかなり減らしてます。ものすごエコ

ウーバータクシーが走ってない

外資系企業が少ない気がした。ウーバーは走ってません。タクシーはデンマークのタクシー会社「Dantaxi」ばっかり。

ホテル予約はBooking.comやAgodaが安いことが多いけど、公式サイトでも値段がほとんど変わらない。公式のほうが安いこともある。販売代行する外資に必要以上に力を持たせないようにしているのか?Airbnbは使えるけど賛否があるようです。デンマークの企業を守ろうとしている気がした。

世界中どこにでもいる中国人もあまり見なかった。デンマークの人と話すと、移民も増えて外資系企業も増えているそうです。でも、他の国に比べると少ない印象です。

デンマークは福祉国家。税金が高くて、教育無料、医療無料。それが成立する地盤には、性善説、信頼関係、そしてドメスティックな政策があると感じました。

ホイスコーレ、コミュニティディナー、ヒューマンライブラリー、ホームレスのイベントなど他にも書きたいことがたくさんあります。おいおい書いていきます。


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ramen4423@旅するライター
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