うまいバッチョイを探す旅!フィリピンでご飯がうまいのはイロイロシティ?
5月にフィリピンのボラガイ島に行ったんです。ホワイトビーチをうろうろしていたときに、大好きなビビンカを見つけたんです。おおー!と思っていたら、その後ろに書かれているGastronomy(ガストロノミー)をいう文字が目に入った。
なんだガストロノミーって?
って思って調べたわけです。その記事が以下です。
イロイロはユネスコが選ぶガストロノミー都市
ガストロノミーは食文化みたいな意味です。ユネスコがガストロノミー(食文化)な都市を紹介していて、フィリピンで紹介されているのがイロイロシティなんです。
はじめてイロイロという言葉を聞く人はクエスチョンマークだと思います。イロイロはフィリピンのパナイ島南岸にある都市名です。
イロイロは2021年にユネスコに申請したけど不合格。でも、その後、パンデミック中にも美食に関連したイベントを開催したりして、2023年に再度申請したようです。
フィリピンでご飯がおいしいのはPampanga(パンパンガ州)が有名。Sisig(シシグ)の発祥の地です。だけど、イロイロが選ばれたんです。2023年の話です。
そして、イロイロで有名な料理はバッチョイ (Batchoy)とパンシットモロ(Pancit Molo)なんです。両方中国の影響を受けている料理です。
パンシットモロはフィリピンのワンタンスープ。にんにくと生姜がきいているそうなので、毎回店の人に「パンシットモロある?」って聞くんですが、セブでは1回も見たことない。
だけどバッチョイはどこでも見かけます。何度も食べました。
バッチョイ / Batchoy
バッチョイはthe La Paz Batchoyと書かれていることがありますが、イロイロのラパス (La Paz)が発祥と言われているラーメンです。タマゴ、豚の内臓、チチャロン(豚の皮を揚げたもの)が入っています。
昔にバッチョイの話が白熱したとき、「豚の頭を煮込んだスープだよ」って誰かが言っていた気がするけど、調べたらそんな記述はない…。人の言ったことを鵜呑みにすると怖いですね。あと自分の記憶も信じられない。
バッチョイが好きというフィリピン人は多い。だけど、塩っぱいんですよね。おいしいという口コミもあるので、もしかしたらたまたまイマイチだったのかもしれないと思って、今までいろんな場所で食べました。
写真を探したらメモが見つかりました。
Itchoy Batchoyan
Lola Inda Fast Food
Insular Square
Row’s Batchoy House
Vcente Batchoy
Jasper's Tapsilog And Restaurant
感想はこんな感じです。何度も食べたけど、このラーメンはそんなにおいしくはない(笑)。悪くはないです。でも、よくもない。麺はボソボソしていてオモチャみたいな店もある。スープも塩や胡椒が強烈な店が多い。値段が高いとおいしいというわけでもないのが難しい。濃い味が好きなフィリピン人と、薄味が好きな日本人の違いもあると思う。
だいたいローカルのお店か屋台にあるので安いです。軽食としてはいいかもしれない。僕は「胡椒は少なめにして!」と言ってます。ちなみに、マニラとかルソン島ではマミーというラーメンのほうがよく見る。マミーは塩っぱくないです。
イロイロには何度も行ったことあるけど、イロイロでバッチョイは食べたことない。
「イロイロのバッチョイが食べたい!!!」
と騒いでいたら、フィリピン人が買ってきてくれた。
Mon’s Lapaz Batchoyというお店のExtra Special Batchoy。イロイロ出身のお母さんが作っている本場の味だそうだ。このバッチョイはセブのより塩っぱくなくて具沢山でおいしかった。
ただ、何度も食べたいかというと、残念ながらそこまでではないんですよね。
バッチョイの旅は続く
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