人生は悲劇?それとも喜劇?
「人生は近くで見れば悲劇。遠くから見れば喜劇」
これはチャップリンの言葉だが、流石チャップリン。底なしのポジティブさがひしひしと感じられる。
人生とは、毎日の連続で成り立っている。いつだって「今日」を生きていて、「昨日」でも「明日」でもない。
今を生きるというのは、案外難しいものだ。
何かやることを決めても、明日やる、明日やると延長する。そして永遠にそれをやる日は来なくなる。
だからチャップリンは、近くで見た人生は悲劇だと思ったのだろう。
だけど何か目標を決めて、やることを決めようとするとき、それは未来についての行動をあらかじめ決めるということだ。それはすなわち、未来と契約をするということだ。もしその契約を守れば、大方目標は達成できる。
その点でチャップリンは、遠くから見た人生(いくらか過ぎ去った過去またはこれからの未来を客観的に見たもの)を喜劇と捉えたのだろう。
私は今を生きることを避けてきた。これからは喜劇を楽しむだけじゃなく、悲劇も少しづつ毎日の生活の中に取り入れてみよう。
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