ハングリーハンガリー

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愉しさ1%濃縮ジュースを      一日一杯飲めればそれでいい

昨日と変わらない今日 やる気が起こらず、家族にも冷たくなる ひんやりした空間で醸成される無音の会話 ご飯はもう三杯目 口には出さず、メモで少しやり取りをして初動は達成できた 誰ともしゃべらず一日が終わりそうでも 家族がいればそこではしゃべらずにはいられない 週に一回程度の頻度で不意に来る、家族間での遊び 今日はトランプをした 笑った 笑った ツッコんだ こんな数字が書かれた紙で こんなにも楽しめるなんて 楽しむ方法、そんなのいらなかったんだ こんな

    • スーパー非合理主義

      得を求めない。かといって損を求めるわけでもない。なぜなら損を求めるとき、必ずそこには得が背後に隠れているからだ。では何を求めればいいのか。 「~したほうがいい」「〇〇すべきだ」 理想の、一般的に適当な何かを求めて、いつの間にか自分が溶けていく。 かといってやりたいこともない。いやある。それをやりたいことに勘定してなかっただけで、本当はやりたいことがいっぱいある。でもそれは、決して、俗にいう 「おしゃれな方がモテる」や「優しくて紳士的で、あと背がたかくて…」といったこと

      • 醜さで魅せる

        もっとスタイルが良かったらな もっと話し上手だったらな もっと賢かったらな もっと、もっと、もっと… もうやめた 私はもう、求めることをやめた ダサくていい、無口でいい、バカでいい 徹底して求めない その代わりに、徹底して魅せる 泥臭いありのままの姿でいい かっこ悪くて、周りと比較れば何かしら不利でいい その汚さで魅せることにした

        • 人生は悲劇?それとも喜劇?

          「人生は近くで見れば悲劇。遠くから見れば喜劇」 これはチャップリンの言葉だが、流石チャップリン。底なしのポジティブさがひしひしと感じられる。 人生とは、毎日の連続で成り立っている。いつだって「今日」を生きていて、「昨日」でも「明日」でもない。 今を生きるというのは、案外難しいものだ。 何かやることを決めても、明日やる、明日やると延長する。そして永遠にそれをやる日は来なくなる。 だからチャップリンは、近くで見た人生は悲劇だと思ったのだろう。 だけど何か目標を決めて、

          完璧すぎて無理

          友達には好きな人がいて、その人の話を、私と会うたびと言ってもいいほどよくするのだが、彼は彼女を彼女にはできないなどという。 彼女は高校の同級生で、勉強ができて、性格もよくて、いつも屈託のない笑顔で居て、非の打ち所がないように見えるが、時々抜けているところがあって、それもまた完璧さを助長しているのかもしれないが、彼曰はく、「彼女は完璧すぎる」と。 私はそれを聞いた時、何となくでしか意味が分からなかった。 しかし、今日やっとその意味が分かった。 おそらく彼は、彼女をほかの