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あのころ。
こんにちは、yukiです。
めっきりnote離れが進んでおりましたが、少し書きたい事ができたので久々に思った事を書こうかと思います。
最近すごくたまたま、noteで懐かしい顔を見ました。本名で出てたのですぐ分かりましたが、それは学生時代の初恋の元カノでした。
あれは中学生の頃だったでしょうか、ぼくにとってはかけがえのない思い出と、そして大きな傷を残していった子でした。本人にその自覚はないかもしれませんが。笑
当時のぼくは厨二病まっさかりで恥ずかしくて書く事もできないような事ばかりしていたのですが、そんなぼくに近寄ってきた物好きな彼女に惹かれ好きになり、気付けばこの子とずっと一緒にいたいと本気で思うようになっていました。
それでも学生時代の恋愛なんてそう上手くいくはずがなく、いつしか連絡も取らなくなり、なんやかんやいろんな経験を経て今に至ります。
そんな彼女のnoteを見たとき、立派になったなあと思うと同時に、あの頃の自分と彼女の姿が鮮明に思い出されました。
ネットの中で出会い、文章を紡いで惹かれ、遠い距離を電車に乗って会いに行き、海辺で遊び、別れの辛さでホームで涙を隠し、更に依存し、不信になり、人間関係を裂き、裏切り、別れ。
一時期恨んでいた事もあります。彼女もそうかもしれないし、ぼくの事なんて記憶の片隅にもないかもしれません。
(正直当時のぼくは稚拙すぎて彼女に釣り合っていなかったと思いますしね。)
でも、確かにあのころぼくと彼女は存在していて、出会い、一瞬でも感情を重ねていた時期があると思うとなんだか不思議な気持ちになります。
人は出会い別れ、その一瞬を美化して記憶の奥底にしまい、何かの拍子にその記憶を取り出して美しい物語として放出する日を待っているのだと思いますが、今回その瞬間が来たのかなと何となく思ったので、こんな事書いてます。
ぼくにとって彼女は特別な人でした。そんな彼女にとってもぼくとの出会いが何かの契機になっていればそれほどうれしい事はないですし、何より今の彼女の生き生きしている姿を拝めて心の底から彼女を陰ながら応援したいと思っています。
そしてぼくはぼくの人生の目的と使命を全うするために、それを主として生きます。
ただそうやってそれぞれやってきた事がいつかどこかで重なりまたどこかで出会える日が来ることをひっそり夢見て、ぼくは今の自分の人生に戻り、今日もまた今ある一瞬の時間をかみしめて過ごすのです。