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脳人間と心人間
こんにちは、ラマ王です。
突然ですが
あなたは“脳人間”ですか?“心人間”ですか?
脳だとか、心だとか、一体何のことだと
思われたでしょう。
ここでは
「冷静に物事を捉えて、論理的に対処しようとする人」を“脳人間”、
「好奇心や意欲を大切にして、自分の感情を素直に表現できる人」を“心人間”だとします(僕が勝手に名付けました😅)
それではこの“脳人間”タイプの人と、“心人間”タイプの人では、どちらがより人間らしいと言えるのでしょうか。
本書で筆者は“心人間”の方が人間らしいといえると言っています。つまり、「物事の判断に感情を作用させること」こそ人間らしいそうなんです。
しかし僕は不思議に思いました。
いやいや、人間が動物の中でも特別に高い知能を持った生き物であるならば、より論理的に複雑な考え、判断できるほうが“人間らしい”といえるだろ、と。
しかし続けて筆者は
「将来、何が起きるかわからない不確実な状況下で結局人は自分の感情なしで判断はできない」と言っています。
これには確かに、と思いました。
数多くの選択を全て論理的やら合理的やらで
こなせないな、と。
“なんとなく”“気分的に”と、感情や気分で
決めてしまうことも多いなと。
そして、どうやらこの感情を作用させた判断こそ
コンピューターやAIの及ばない“人間らしさ”なのだとか。
じゃあ、なんでもかんでも感情で判断するべきなのかというと、そうでもないらしいですが。
ではそんな心人間でありながら
より良い判断をし、結論を生み出すためには
どうしたらいいのか、それこそ本書のタイトルにある“感動する”ことが鍵を握っていると筆者は言っています。
感動とは、簡単にいうならば“脳が「おまえ今すごい大事な瞬間だぞ。よく覚えとけよ。」と信号を送ってくれること”らしい。
そしてこの感動を味わうには、自分にとっての“新しい”と出会わなければならない、脳を「ん?!何これ!うわあ!すげぇ!おもろ!」とワクワクさせないといけない。
見慣れた景色やなんでもない日常の習慣のなかに“新しい”を見つけないといけない。
サイズ構わずそんな“感動”を味わい、脳に吸収させることで、今まで自分が持っていなかった新しい判断材料や知識を得る。
そしてAIには決して真似できない、人間として、
人間らしさに溢れた、まったく新しい“創造”に繋げることができれば、心人間でありながら、
不確実なことで溢れた社会、そして人生を、
自分の“昨日持ってなかった知識”と生き抜いていくことができる。
それこそが、お金を払ってでも
積極的に感動できることをたくさん経験すべき
理由であると筆者は言っていました。
なるべく“次の感動までの時間”が短い人生を送ることを心がけてみてはどうでしょうか。
以上、ラマ王でした。 (26分30秒)
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