食道がん日記#27 PET検査の精密検査(MRI子宮)
PET検査で見つかった子宮筋腫のMRI検査の結果、病変ではないだろうとの診断だった。今回はきっと大丈夫!と思っていてもやっぱり検査結果を聞くのは緊張する。
◆原発巣:胸部食道ステージⅣ
・抗がん剤4クール+放射線治療【2023年9月~2024年2月】
◆重複がん:下咽頭、頸部食道ステージⅠ
・内視鏡手術(ELPS) 下咽頭【2024年4月】
・内視鏡手術(ESD) 頸部食道【2024年6月】
見つかった子宮筋腫は2cmと小さいものだそうで、医師に「10年逃げ切れるんじゃないかな」と言われた。10年?どうゆう意味?と医師に聞き返したら、閉経までを10年として、筋腫が問題になるほど大きくなるより先に閉経が来るでしょう、との意味だった。ちょっと言い方不親切じゃない?と思うが、当面この医師にかかることはないのでよしとしよう…。
がん専門病院なので、がん以外は診てくれない。今後受けるべき検査や頻度を確認した。年1回の健康診断(婦人科検診)で超音波検査を追加する、その際事前に子宮左側に2cmの子宮筋腫があることを伝える、とのことだった。筋腫が小さいと気づかれないことがあるそうだ。
閉経まで10年かー。まだまだ先の事のように思えていたけど、けっこうもうすぐだ。それと同時に、どうしても考えてしまうのが「10年後生きているかな」だ。未来の話になると必ず考えてしまうよね。例え1年後、3年後の話であっても。
テレビCMの「○○歳まで健康でいるために」みたいな文句ですら、生きているかわかんないしなーと思っちゃう。長寿の秘訣系フードもまたしかり。今しかないので今食べたいものを食べるわ。
未来についての前提の違いが、病気を患っていない人との考え方の違いの1つだと思う(病気も多種多様あるけどさておき)。生きている前提の話になると、安易に返事ができない。治療中は1週間先でも約束や予約をしたくなかった。そのときの体調次第となると、気軽にドタキャンできるような約束でないとできない。私が逆に気を使いすぎなのかもしれないけど。
内視鏡手術(ESD)後、3週間経った頃から上咽喉あたりと耳が痛むようになった。耳は左右両方痛かったり、片方だけだったり日によって違う。放散痛かなと思うけど、けっこう痛い。そして痛み止め(ロキソニン)があまり効かない。次の検査・診察まで1週間、このままだったら辛いなー。耳が痛いってなかなかしんどい。回復途中の放散痛でありますように。