見出し画像

食道がん日記#26 PET検査の精密検査(MRI頚椎)

PET検査で光っていた頚椎左側のMRI検査結果を聞きに行ってきた。病変らしきものはないとのことでひと安心。検査結果を聞きに行くのはいつでも緊張する。

◆原発巣:胸部食道ステージⅣ
◆重複がん:下咽頭、頸部食道ステージⅠ
・抗がん剤1クール目【完】
・抗がん剤2クール目+放射線治療【完】
・抗がん剤3クール目+放射線治療【完】
・抗がん剤4クール目【完】
・内視鏡手術 咽頭【完】
・内視鏡手術 食道【完】 ←今ここ

PET検査で光っていた(薬剤が集積していた)頚椎、子宮、乳腺のうち、頚椎のMRI検査結果が出た。説明をしてくれたのは主治医の消化器内科医だけど、診断は院内の整形外科が行なっている。なので何となく伝言感がある。異常なしだしいいんだけども。電子カルテに脂肪髄が何とか~と記載されていたのをチラ見したけど、異常はないってことで診断内容については特に質問はしなかった。

「PET検査で正常部位が光ってしまうことはよくあることですか?」と主治医に聞いてみたけど、あいまいな返答だった。よくあるとも言い難いのかな。PET検査はそもそも偽陽性・偽陰性が出てしまうものなので個人的な見解は述べたくなかったのかも。

PET検査の精密検査はあと子宮筋腫のMRI結果待ち、乳腺の診察待ち。PET検査関連の精密検査の次は食道の定期検査がやってくる。気持ち的にどこかに区切りを置きたかったのだけど、区切りなんてない感じ。続いていくんだなぁとしみじみ思っている。

どうしても「この治療が終われば」「この検査をパスすれば」と思いたいし、そう思いながら治療・検査に臨んできたけど、終わってみると「次」がある。終わらない繰り返しに一瞬絶望したりする。もちろん一瞬歓喜することもある。どちらも一瞬にしておかないと私は心が持たない気がする。

内視鏡手術(ESD)から2週間経った。術後すぐは「けっこう食べられるじゃん」って思ったけど、そこからの回復が遅いように感じる。まだ痛むし、むせることが多い。それでも少しずつ食べられるものが増えてくるのはやっぱりうれしい。そろそろラーメンいけるかも。そんなにラーメン好きではないんだけど、ラーメンを食べられることが回復の指標になっている。


いいなと思ったら応援しよう!

さっちん
治療がんばります!