#10 オズの魔法使い
昨日、2022年度のXデザイン学校最終講義がありました。
一年あっという間でした。
今年度最後のリフレクションを書いていきます。
最終発表
最後の最後までキリキリと検討していましたが、何とかTC社の方に聞いていただけて一先ず安心です。
プレゼンが伸びてしまったため講評があまり受けられなかったのが残念ですが、山崎先生の講評の中であった「便利だけでなく嬉しくなるサービス」という観点が抜けていたと感じました。
収益化にフォーカスしすぎていた面はあったなと。
また、アイディアとして既存サービスに近い構想であったというのと、それらとの差別化が図り切れていなかった点も指摘がありました。
これについてもチーム内で議論はあったのですが、どうしてもアイディア大会になってしまい、、、でした。
アイディア大会になってしまうのは、地道なリサーチの積み重ねができていなかったからだなと痛感しました。。
2022年度Xデザイン学校を振り返って
色々と振り返れば出てきそうなのですが、、
最後の講義が終わって一番最初に感じたのは「悔しい」という思いでした。
解放感でもホッとする感覚でもなく、こんなに悔しいと思うなんて、まったく思っていませんでしたが…
自分ではやっているつもりになっていて、全然やれていなかったこと。
仕事とかいろんなことを言い訳にして、考えたつもりになって全然考えていなかったこと。
この一年間、どれだけの時間を悩む時間で浪費してしまったのか。
自分へのいら立ちと、モヤモヤと、悔しさと、、チームメンバーへの申し訳なさでもいっぱいでした。
反省点を挙げ始めるとキリがないですが、今パッと思いついて心に残っているのは以下。
・何がしたいのか?をもっと持つべきだった。=軸をブラさない。
チームでもそうだし、個人でもそう。それって自分がお金を払ってでも欲しい?という問いに一度もはっきり答えられませんでした。
独りよがりになりすぎても良くないですが、こんな未来を描きたいんだ、というビジョンが言語化できていませんでした。
・これ「で」いい、じゃなくて、これ「が」いい、と考えるべきだった。(なあなあにしない)
フリーライダーになるな!という話を何度もしていただいたにもかかわらず、自分はフリーライダーになっていたのではないか…と思います。
悩んでいるだけで消耗して、これだ!というものが見つけられないままになってしまいました。
・もっと話すべきだった。=チームMTGで黙っている時間が長すぎて、無意義な時間をただ過ごしてしまった。
勿論、闇雲に変な発言すればいいとも思いませんが、黙っているのが一番良くなかったなと非常に反省しています。
こいつ分かってないな、というのを知ってもらうのも大事だなと。
これはチームビルディングにも繋がってきそうですが、オンラインだから上手くいかなかったわけではなく、個人の意識の持ち方だなと思いました。
当たり前じゃん、というようなことを書いてしまっている自覚もありますがそんな基本の基からできていなかったなと痛感しています。
もちろん、講義での学びはあったし、失敗することも大事、というお話もあるように、この盛大な失敗と悔しさは大事な経験だったのだなと思っています。
が、やり切れずに、不完全燃焼で失敗してしまったのは良くなかったです。
この苦い料理をしっかり咀嚼して、飲み込んで、次につなげていきたいと思います。
最後に
最後の最後まで、私のnoteはリフレクションになっていなかったのも反省です。。
みなさんの見ているとハッとさせられるのですが、なんでこう書けないのでしょうか…。
講義の全部を理解しなくても良い、と仰っていましたが、気づきの観点の感性の無さと言いますか、、ただ磨けるものもあるということだったので、きちんと磨いていきたいなと思います。
(まだ20代という言い訳もさせてくださいw)
最後の最後に
最終講義の中で、長沼さんが最後に仰っていた言葉がとても印象に残っています。
「苦しさの中から生まれる、鋭いアイディアが出る瞬間が楽しくて辞められない。」
羨ましくて仕方なかったです。私は鋭いアイディアが出る瞬間を経験できなかったから。
それと同時に、自分も同じ経験を、感覚を、景色を見たいとも思いました。
私はまだ果てしない旅の扉を開けたばかりです。
今回しっかりとUXの沼にハマり、UXの川を渡れずに終わってしまいました。
これからも旅を続けて、沼から抜け出して、いつかその次元に達せれるように日々学びたいと思います。
さて、これで今年度の講義は終了です。
願わくば、来年度以降もご縁がありますように。。(見捨てないでください…)
土曜コースの皆さんとも、この出会いをこれっきりにせずに出来たら嬉しいです!
ありがとうございました。
赤松