アレルギー持ちの娘
今日はtipsやBrainのレビューではなく、娘の話をします。
今日朝からいそいそと出かける準備をしてオシャレしていた娘。
メイクにも気合が入っています!
バイト先の友達と、ホテルビュッフェに行くんだとか。
ホテルでバイトしてて、系列のホテルだと社員割引で半額になるそうです。
外資系のいいホテルなので、ウキウキで出かけて行きました🎵
しばらくして娘からメールが1通。
そう、娘は甲殻類アレルギー。
ちゃんと調べてから行けよ(^^;;
重度のアレルギーではないものの、体調によっては蕁麻疹が出る程度。
少量だったら食べても良いと主治医から言われています。
娘は1歳になる前に卵アレルギーを発症しました。
この時は卵完全除去。
まだ離乳していなかったので、私も卵完全除去して、親子で頑張りました。
お誕生日のケーキも家で手作りするか、アレルギー対応のケーキ店に注文です。
外食時もメニューの材料を聞いたりしましたが、当時はまだアレルギーに対してあまり対応がされていない時代。
アレルギー対応メニューのあるお店はほとんどありませんでした。
(ディズニーランドや大きなホテルはアレルギー対応メニューがあって、さすがだなーと感心しました!)
保育所の給食やオヤツもあげられなくて、家で作って持っていっていました。
オヤツもです。
その後、病院の診断書を提出してアレルギー対応の給食を提供してくれることになりました。
次の難関は幼稚園入園です。
幼稚園に上がる前に血液検査をして、アレルギーの有無を調べました。
乳幼児期のアレルギー、特に卵は成長ととも治ると聞いていたからです。
検査の結果は、卵アレルギーは治っていました!!
これでラーメンや焼き立てパンが食べられます!
ケーキだって有名スイーツ店のものが食べられます!
1番喜んだのが、アレルギー対応の給食ではなく、みんなと同じ給食が食べられることです!
保育所の時は、みんなと違う給食やオヤツが嫌だったと言ってた娘。
みんなの給食の方が美味しそうだし、みんなのオヤツの方が美味しそう。
何より、お友達から
「なんで◯◯ちゃんは違うの食べてるのー」
って言われるのが嫌だったって。
アレルギー治ってよかったねーと言ってた矢先、次のアレルギーが発覚!
そう、甲殻類です。
初めは「えー!」と思ったけど、そもそも食卓にエビやカニってほぼ出さないし、お医者さんの話を聞くと、アレルギー反応が弱いから少量なら食べても大丈夫とのこと。
給食もみんなと同じの食べても良いとの事だったので、ひとまず安心しました。
少しアトピーもあったので、抗アレルギー薬の飲み薬と塗り薬は継続です。
アトピーのせいか、プールの授業後は体が痒くて大変とプールの授業をお休みがちになりました。
当時の担任も理解してくれていたのですが、やはり出席日数が足りなくなると成績が評価できないとのことで、娘と話し合ってプールの授業は参加することに。
プールの後、シャワーを念入りに浴びようね、と伝えて、担任にも手伝ってもらって無事に体育の成績を評価してもらえました。
本当に理解のある先生で、今でも感謝しています。
給食の献立で、たまにカニクリームコロッケやエビ団子スープが出た時。
給食の量であれば食べても大丈夫と主治医に言われていたけど、娘は心配だったみたい。
お願いされて、似たようなメニューを作って学校に持たせたりもしました。
もちろん、担任の許可ももらって持たせました。
修学旅行の時は、保険医と親子で面談をしてアレルギーの状況確認と念のため診断書を提出。
現地の食事はアレルギー対応食となりました。
何かあったときに親がすぐ駆けつけられないという理由もあるかもしれません。
中学校に上がっても修学旅行時は同じような対応になりました。
今はエビフライ1本くらいならパクパク食べています。
体調によっては、回転寿司でエビを食べていなくても体が痒くなったりしています。
ピアスを開けると傷の治りが遅くて、よく腫れたりかぶれたりしています。
アレルギーもいろんな種類があって人によって症状も様々。
昔は食べられないものがあるというと、ただの食わず嫌いだと思われて嫌な思いもしました。
保育所でも一部の先生方からは明らかに面倒くさそうな態度を取られたりもしました。
飲食店でアレルギー対応メニューをお願いすると、「何それ?」みたいに言われたりもしたし、「ないです」とぶった斬る言い方もされました。
大人になったら治るよ、と言われていてもまだ完治には至っていない娘。
今はアレルギーの理解が昔より深まっている気がします。
バイト先の賄いでも、娘用に甲殻類が入っていないメニューを取り分けてくれてるんだとか。
いい職場に出会えてよかったね!
これからも上手に付き合っていかないといけないアレルギー。
昔は大変だったけど、もういい思い出かな。
今日みたいなこともたまにはあるけど、楽しんで付き合っていこうね。
【アレルギー関連のBrainをここで紹介。】