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財務スキル【WEEK16】


5分でわかる財務スキル【損益計算書(PL)が読めるようになる】

今日も結論から!
結論 【財務スキル=数字に落とし込むスキル】

財務なんだろうということをやっていきます。

友達を出かけてあのお店儲かってそうとか話したこととかありますよね?
自分がお店をやったら儲かるのかなとか。その何となくのイメージではなく数字に落とし込んでいくことが財務スキルです。

難しい言葉が出てくるので、一つずつ簡単に説明していきます。私も全くわかりませんでしたが最後には「そういう事ね」ってわかります。

財務スキルで2つの重要なことがあります。

■損益計算書(PL)
一定期間の経営の成績表(利益)
簡単にいうと例えば1年間でいくら利益を出したか

■賃借対照表(BS)
一時点の財政状況の指標
①期末時点で、会社に存在する財産の状況を表す
②会社資産の調達と運用の状況を表す

今回は損益計算書(PL)について説明していきます。

実際のPLを見ながら説明していきます。
左側が実際のPL・・・なにこれ。
これを簡単に右側にまとめると図のようになります。
赤い部分が出ていくお金、右が入ってくるお金です。

スクリーンショット (251)

このPLを理解できると会社の運用だけではなく、投資にも活用することができますし、この会社が何で儲かっているのかがわかりますね。

下の図のように仕組み=収益と費用を比べて利益(または損失)を出しているんです。

スクリーンショット (252)

損益計算書(PL)には5つの利益の種類が表記されています。

■売上総利益
■営業利益
■経常利益
■税引前当期純利益
■当期純利益

これを一つずつ図と解説をしていきますね。

■売上総利益


売上総利益=本業の利益(売上高から売上原価を差し引いて算出)

スクリーンショット (253)

コーヒーショップで例えていきます。
コーヒーを単純に売って出た売上でその売上から豆の仕入れなどを引いた物が売上原価です。

これを簡単にいうと下の図の通りです。
コーヒーショップはコーヒーを売ることが本業ですよね。
50円が原価のこーひーを100円で売ります。そうすると50円の利益がでます。という事なんです。

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■営業利益

営業利益=売上純利益から販売費と一般管理費(販管費)を差し引いて算出
これは下の図のようなイメージです。

スクリーンショット (255)

売上原価の中には、コーヒーを売るために従業員、広告費、お店の賃料などがあります。この商品を販売するための間接的なコストのことを販管費と言います。これを引いて残った利益が営業利益です。

■経常利益


経常利益=本業で獲得した利益に、本業以外で獲得した収益と費用を加算して算出
また難しい言葉が・・・。簡単にいうと本業以外で継続して獲得した収益です。

スクリーンショット (261)

コーヒーショップだと本業以外でイベントを行って得た収益です。
イベントを行うのにイベントスペースの費用などの営業外費用を引いて残ったものが経常利益です。

■税引前当期純利益 

税引前当期純利益=当期に発生したすべての事象を加味した利益
突発的に発生した収益・損失のことをいいます。

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例えばコーヒーショップのキッチンが壊れてしまったとかお店が売れてしまったといったことですね。

■当期純利益

当期純利益=当期に発生したすべての事象を加味した利益
下の図のようにシンプルに売上から一つずつ引いていきます。

スクリーンショット (259)

売上ー売上原価ー販管費ー営業外損益ー特別損失ー法人税=当期純利益
という事になります。このようにシンプルに考えるとわかりやすいですよね。

実際の損益計算書で見てみましょう。
左側が詳細、右側がPLになります。これを簡単にまとめてみました。
ラインがずれててすいません。

スクリーンショット (260)

難しい言葉が並んでいてわかりにくいと思っていましたがこのように見ていくと見えるようになりますね!

いろんなPL見てみよう!!
次回は実践編!


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