キャッシュフロー計算表の徹底理解 WEEK19
今日はキャッシュフロー計算表を徹底理解していきたいと思います。
■結論!【3つを理解すればいい!】
キャッシュフロー計算表はこういうものです。
なにがなんだかわかりません…。
これを簡単に理解していきたいと思います。
図式化するとこのようになります。営業活動・投資活動・財務活動の3つにわかれます。
書面で書いてあると難しくてよくわかりませんが簡単にまとめるとキャッシュフロー計算表は3つに分かれるということなんです。
下の図のように3つだけ覚えればいいんです。
ではこの、営業活動、投資活動、財務活動を一つずつ解説していきます。
■営業活動
本業の営業活動で現金がどの程度増減したかということです。
例えば、
・商品を販売して手に入れた現金、
・材料を仕入れるために支払った現金
・広告宣伝費など販管費支払いに流出した現金
・税金支払・保険金受取など
表の矢印が上に向いていれば、つまりプラスの場合は、この本業で儲かったものが投資に回せたりしてりしていきます。
マイナスの場合は、投資の分を営業に回したり、そもそも事業基盤の改善をしなくてはならない
というような状況を表しています。
■投資活動
投資によって現金がどの程度増減したか
ここは営業活動と違ってマイナスだからダメということではりません。むしろマイナスになっている方がどんどん投資をして事業を拡大していると言えます。
サブスクのような収益の場合は、長期的な収益になるため場合もあるので、そのケースのこのようになることが多いです。会社自体がどういうものに興味を持って、どういうものに力を入れているかがわかるんです。
■財務活動
資金調達と返金で現金がどの程度増減したか
調達をしたらプラス、返済したらマイナス。企業が上場し資金調達をした場合、この区分が大きくプラスになるということです。
3つの資金の整理をしていきます。簡単にまとめるとこのようになります。
こう考えると意外と簡単に思えてきますよね。
次は矢印の向きによって会社の経営状況がわかります。
下の図のように大きく8つにわかれます。
矢印が全部上、全部下は説明するまでもなく良い、悪いになりますのでその他の6つを具体的に説明をしていきます。
図と文章を合わせて確認してください。
このように見ていけば文字と数字の羅列の書面よりは理解できそうですよね!いろいろな企業の状況がこうやってわかると面白いですよね!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?