投資信託について【WEEK30】
今日は投資信託について徹底理解していきたいと思います!
投資信託とはなんでしょう。
いろんな投資家から集めてリスク分散をしていきます。
投資信託のメリットは、1000円からでも始められること。そして分散できるのでリスクなくできるという事がメリットです。
小分けにしてリスク分散をしますがそうすることで手間がかかりますよね。それを行ってくれるのが投資信託になります。
■アセットアロケーション(AA)
国内外共に債権、株式、不動産、コモディティー(穀物、金、原油)、その他(先物、事業・保障・保険等)などがあります。このようなものに分散して投資をしていくことをアセットアロケーションといいます。アセットアロケーション(Asset allocation)は、日本語で「資産配分」とも呼ばれ、投資資金を複数の異なった資産(アセット)に配分(アロケーション)して運用することをいいます。これは、投資の基本的な考え方の一つで、収益性の異なる資産に分散して投資することにより、運用リスクの低減を図ると共に、安定したリータンの確保を目指すものとなっています。
■投資信託の全体像の把握
投資信託とは会社があるのではなく投資信託という商品なんですね。図のように販売会社、運用会社、受託会社などそれぞれが管理をしていきます。この場合、どこかの会社が破綻したらどうなるでしょうか。
運用資金は別々に管理するように義務付けられているので販売・運用・受託会社が破綻しても資産は安全です。ただし、元本保証ではないので注意しましょう。
■投資信託のデメリット
3つのデメリットがあります。
・元本保証なし
・手数料が取られる(販売手数料、信託報酬、信託財産留保額)
・短期益は低い(長期保有向け)
■投資信託の全体像の変化
この手数料が取られてしまうので今は販売会社を通さず、運用会社と直接取引できるようになってきています。
■アクティブ運用とパッシブ運用
パッシブ運用は目標とする指数がと同じような動きをしていく事をいいます。手数料が安く済みます。
アクティブ運用は目標とする指数を上回ることも下回ることもあります。動かしていく分手数料が高くなります。
■日経平均とは
一部上場企業の約1700社の225社の選抜メンバーの平均株価(日本経済新聞社)の事をいいます。この株価に合わせて運用していく事をパッシブ運用といいます。
■パッシブ運用(インデックス運用)の例
■アクティブがパッシブに負ける割合⁉
投資の世界ではアクティブ運用がパッシブ運用に負けるというデータが出ています。これは手数料の違いが大きく影響していきます。
パッシブ運用 0,5% 100万円で5万円の手数料
アクティブ運用 2,0% 100万円で20万円の手数料
この手数料が利益よりも高くなってしまうんです。下の表はアクティブ運用がパッシブ運用に負ける確率です。
■投資信託の利益
主に3つあります。
キャピタルゲイン
インカムゲイン単利
インカムゲイン複利
【キャピタルゲイン】
保有していた資産の値段が変動することによって得られる収益のことです。一般的に価格が変動するものを安く購入して、高くなった時に売却して得られる値上がり益がキャピタルゲインです。
キャピタルゲインは、保有している資産の価格が値上がりすることによって得られる収益(リターン)です。高くなると予想して買った資産が、当初の思惑とは反対に値下がりしてしまった場合、そこで売却すると損失が発生します。これはキャピタルゲインの反対で「キャピタルロス」と呼ばれます。これに対してインカムゲインは、安定的・継続的に入ってくる収益のことですので「インカムロス」という概念はありません。
【インカムゲイン単利】
資産運用に際して、ある資産を保有することで安定的・継続的に受け取ることのできる現金収入のことを指します。銀行預金や利付債券の受取利息、投資信託の収益分配金がそれに該当します。
単利:元本にのみ利息がつくもの。
【インカムゲイン複利】
複利:利息を元本に組み入れ、増えた元本に対して利息がつくもの。
投資信託に任せることでプロが運用し、様々なリスク分散をしてくれます。
しかし!!投資信託だけではうまくいかないんです!!今まで説明していきましたが・・・。
その理由は、日本の投資ファンドは儲からないんです。
これは金融庁から出ているデータです。日本は手数料が高く収益率が低いんです。アメリカは投資先が豊富で手数料が安い、市場が広いんですね。
日本には市場規模が小さい分ヘッジファウンドが非常に少ないです。ヘッジファウンドは成功報酬型になっています。一方、投資信託は、上がろうが下がろうが手数料がかかります。
成功報酬にすることで、ヘッジファウンド側が成功しないと報酬を貰えないので頑張りますよね。こういう部分からヘッジファウンドとうまく付き合って情報を得ながら、投資をしていきましょう!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?