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複数のオーディオインタフェースが使える
複数のオーディオインタフェースが使えることは、USB接続マイクのAKG Lyraを購入してわかったのだが、複数のインタフェースを使うことによりDigital Performerでオーディオファイルを再生したときに、再生音がノイズでボロボロになることがよくあった。これはデジタル同期がうまく取れてないときに発生する現象なので、やはり複数のオーディオインタフェースを使うのは無理があるのかと思ったしだい。クロック・ジェネレーターが必要なのかな。
しかしながら在宅勤務でUSBマイクを使う人も増えているので、こういう仕様ではダメだろうと思い、同じような経験をしている人をネットで探してみて愕然とした。
MacOSが複数のオーディオインタフェースをサポートしているのはDTM界の常識である。ちなみにWindowsにはこの機能はない。
なんか江戸時代の人が西洋の文明人から蒸気機関を教えてもらったような衝撃だった。こちらとしても急いで文明開化する必要があるということで早速設定してみた。
まずはオーディオ装置の登録が必要ということでMacOSの標準ソフトである『AudioMidi設定』を起動する。これの左下にある「+」ボタンを押すことで設定できるようだ。それを設定した画面が以下になる。
この画面から入力チャンネルと出力チャンネルの15番と16番にAKGのUSBオーディオインタフェースが設定されていることがわかる。色で見分けることができるので見やすい。入力チャンネルには名前をつけることができるので付けておいたが、Digital Perfomerからは名前を認識できないようで少し残念。
Digital Perfomerからこの設定を呼び出している画面がこれ。
これを設定すると以下のように呼び出せる。
機器セットには15番と16番には名前(AKG-L / AKG-R)を設定してあるのだがここでは表示されないのが少し残念。
ということで設定は完了したのだが、安定性を見ていく必要がある。今のところ大丈夫そうである。