好きなことをとことんやったら、変人扱いされる
車のバンパーの修理のため、ディーラーに来ている。1時間か、2時間になりますが、店内でお待ちになりますか、と受付の女性が私に訊いた。はい、店内にいます、と私は、椅子に座り、アイスコーヒーを受付の女性にお願いし、持参した武藤良子『銭湯断片日記』を開いた。読みながら、銭湯が好きになったきっかけって何だったのだろう、と思った。読み進めたら、どこかで書かれているのだろうか。ここまで好きなものがあることは幸せなことだよな、と思った。
私にとっては、野球だろうなと思った。野球が好きになっ