子ども先生
こんにちは。
新留です。
RAKUTOはキンダークラスをのぞき、年間45回の授業回数なのですが、ちょうど先週から各曜日15回、3分の1の地点になってきました。
15回を1シーズンのグランプリにし、子どもたちの成長を見ていたのですが、このシーズン本当に大きく成長したなと感じる子たちが何人かいました。
今日はその中の一人の子の話。
その子は、去年からしっかりがんばっていて、このシーズンは結果も出す! と気持ちも入っていたのですが、
途中、準備するところを間違えてしまい、思ったようにうまくいかないときがありました。
目に見えて落ち込んでいて、もうイヤだ〜というようになっていました。
教科書やノートをきれいに使っていたのに雨に濡れたり汚くなってしまい、一気にやる気がなくなることってありますよね(笑)
そんな感じでした(笑)
さあ、ここで腐らずにリスタートし結果が出るまで粘れるかが大事だよと思い、静かに見ていたのですが、その子はそこで折れず、翌週またがんばり、最高の結果を出すことができました。
ものすごくうれしそうで、自信もつき、それからもいいパフォーマンスを出し続けました。
他の教科の取り組み方にも変化があり、
目に見える結果だけでなく、態度や意欲、タフさや粘り強さが大きく変わったなと感じています。
努力することは大切、
でも、努力してもうまくいかないことってあります。
努力以上にコネや育ってきた環境で左右されることもあったりします。
いいよなって感じることもあるかもしれませんが、そこで恨んだり、妬んだりの感情に囚われていたら前に進めなかったりします。
そして、
努力するだけでなく、
戦略的に努力をする方向性を見極めることや、努力の質も大切です。
でも、
そうした努力のもとにあるのは精神的にタフであることや粘れること、立ち直る力なんだな、と改めて子どもたちから学ばせてもらいました。
吉田松陰さんが塾生に対し、
「私は師ではなく同じ学ぶ友だ」というようなことを言っていたといいますが、子どもたちから毎日学ばせてもらっています。
他にも芽が出てきている子たちがいて、次のシーズンも楽しみです^^