安全なたこ焼きパーティー
先週の土曜日、家でたこ焼きパーティーをしました。
たこ焼きというと、好きといえば好きだけど、年に数回食べるかぐらいの食べ物。それも、家でたこ焼きとなると、数十年ぶりのことです。
たまたま数日前にTwitterで「おいしいたこ焼きの作り方」の記事を見かけ、おいしそうだな……作ってみたいな……たこ焼き機買って作ってみようかな……と思っていたタイミングでのお誘い。
これは運命だ……と、その記事の中に出てきたガス式の火力の強い機械を買い、材料も書かれていたものを用意。お酒も用意してと準備万端でのぞみました。
実際に作ってみると、完全においしいたこ焼きのお店のクオリティ。
駅前や商店街にあるチェーン店などの味とは違うレベルの職人の味でした。
ふわふわで、濃い目に煮出した出汁の味がしっかりと感じられ、中までアツアツ。
味付けも、お好み焼きソース、たこ焼きソース、塩と、いろんな味を楽しめるという何とも豪華な時間で、1人で30個以上も食べてしまいました(笑)
たこ焼きの後はたこ焼き機の中にオリーブオイルを入れ、アヒージョの元を入れてタコ、ブロッコリー、キノコなどのアヒージョも堪能。
もう動けない…今すぐ寝たい…となるぐらいまでお腹いっぱいになりました。
お酒も手伝ってか、会話も弾み、とても楽しく、幸せな時間でした。
さて、この場合は、完全に遊びの時間でしたが、子どもに学んでほしい、成長をしてほしいという時も、実はこのような、リラックスして、何でも言い合える雰囲気が大切になってきます。
Googleも研究していることで注目されている「心理的安全性」というものですが、これを作り出すことが学習の際にはとても大事です。
「RAKUTOは塾だけど、塾じゃない」と、子どもたちや保護者さまから言われることが多くありますが、おそらく、その一つは、その雰囲気なのかなと思います。
学校ではあまり話さないという子や、おとなしい子(と言われているらしい……学校での様子を見たことがないのでわからないのですが)たちが、授業中、「ちょっと静かに!」というぐらい話したり、発表をしたりしています。
それらは、先生たちが出す雰囲気だったり、教室の内装だったりで(風水なども見てもらいデザイナーさんに設計してもらいました)、「心理的安全性」というのを感じてもらっているからなのかなと思います。
「心理的安全性」を感じてもらうにはいくつかポイントがあります。
①先生や親が失敗は恥ずかしいことではなく、チャレンジにつきものだと思っていること
(もちろん、回避可能な失敗はただの怠慢だという認識も必要でその場合は、僕たちも注意します)
②先生や親が気さくで話しやすい雰囲気であること
(眉間にシワを寄せている人には寄ってこないし、自由に話してくれません)
③先生や親が自分自身が完璧ではないと認めていること
(自分が完璧ではないとわかっているから、間違いを認められるのですね)
④子どもの話をしっかり聞くこと
(聞いてくれると思うから、話してくれるのですね)
⑤何か言ってくれたときには感謝の姿勢を示すこと
(子どもも自分の意見が通っていると感じたらうれしいです)
⑥常に今だけでなく、未来に目を向けていること
(子どもの今だけを見ていると、厳しくなってしまいます。未来は良いものだと思っているから、寛容になれます)
⑦明らかな違反には罰をしっかりと与えること
(これがないと、グダグダになってしまいます)
ぜひ、お家でも、そんな風に学習や成長が促進される雰囲気をつくってあげてくださいね。
みんなすばらしい才能を持っているし、本当は学びたがっているし、勉強は楽しいものだと思うんですよね。