【輪読会レポート】[入門]Webフロントエンド E2E テスト PlaywrightによるWebアプリの自動テストから良いテストの書き方まで 第11章「Playwrightの内部構造」&付録(最終回)
はじめに
こんにちは。ラクス フロントエンドチームのたぐちです。
今回は輪読会の実施レポートvol.9(最終回)です。
書籍と読書範囲
今回の読書範囲は第11章 Playwrightの内部構造&付録のP202~P236です。
議論・意見交換
学び、ギモン、その他の三軸で付箋を張り付け、付箋の内容を左上から順に読んで議論していきました。
実際の議論順で内容を確認していきます。
学び
p.202 ChromeDevtoolProtcolなんてあるのか。色々面白いことできそう
内部の機能にアクセスできるということで、具体的な活用事例が気になります。
A.1 タグを認識してテスト書いてくれるの凄い
HTMLタグを読み込ませてAIにテストを書いてもらったことがないので新鮮だったという意見が。
古い書き方で書いていないか気を付ける必要はありそうですが、うまく使えると便利そうです。
A.3 テストケースの分類をAIに任せるのは考えもしなかった
ユニットテスト、インテグレーションテスト、E2Eテストの分類をAIにお願いするという発想が目から鱗だったそうです。
この辺りの分類は悩ましいことが多く、相談することも多いので相談相手としてAIを活用するのは良さそうです。
p.204 Playwrightの実行中に接続切れないのは助かる
WebSocketで通信しているおかげでPlaywrightの実行中に途切れないようになっていることが嬉しいという意見でした。
Playwright serverはテストの再現がかなりしやすそうで良き
configからPCのスペックを制御出来るので、スペック差異を確認するのに便利という意見が。
性能試験としても使いやすそうですね。
B.1 Dev Containers使いやすくて使いまくってる
複数開発者間の環境を揃えられるだけでなく、環境を使い捨てしやすい点が気に入っているそうです。
ローカル環境を汚さなくて済むのは嬉しいですよね。
p.215 Dev ContainersはCIとの環境合わせる意味でも使えそう
開発環境だけでなく、CIの環境や本番環境との差分吸収をしてくれるので、開発者体験の向上に大きく貢献してくれそうです。
ギモン
今回はギモンの付箋はありませんでした。
その他
スクレイピングツールとしてのPlaywright、便利だなあ
テストだけでなく、スクレイピングツールとしてもPlaywrightは使いやすいという意見がありました。
スクレイピングツールとしてはSeleniumも有名ですが、WebDriverのダウンロードが不要なのはPlaywrightの大きなメリットですね。
まとめ
今回で本書の輪読会は以上となります。輪読会を通じてPlaywrightのE2Eテストについて体系的に学ぶことができ、大変為になりました。
レポートを読んでくださった方々も、ここまでお付き合いいただき本当にありがとうございました。
また次の輪読会でお会いしましょう!
終わりに
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