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廃線になる前の屋代線の記録【日本列島旅のススメ#3】

■廃線になる前の屋代線の写真です
長野電鉄屋代線は2012年4月1日に廃線になっています。
今回は屋代線の在りし日の姿を知ってもらい、「日本の鉄道や駅舎そのもの」に少しでも興味を持っていただけたら嬉しい。
そういうススメです。
鉄道好きの方は、良ければ史料のひとつとしてご覧ください。

※日本列島旅のススメの概要・凡例は「日本列島旅のススメ〜プロローグ〜」をご参照下さい。

【今回の基本情報】
ススメの対象:長野電鉄屋代線
所在地:長野県千曲市・長野市・須坂市
訪れた年月日:2012年3月28日

■長野電鉄屋代線とは
長野県千曲市の屋代駅から長野県須坂市の須坂駅までを結んでいた長野電鉄の路線。
2012年4月1日に90年の歴史に幕を閉じました。

■廃線になる直前にやっと訪れた屋代線
3月いっぱいで廃線になることは知っていたけれど、都合によりぎりぎり滑り込むかたちで屋代線に向かいました。
本当はもっと早く旅の一環として訪れて、ゆっくり楽しみたかったのにと悔やまれます。

東京駅から新幹線で上田駅まで向かい、しなの鉄道線に乗り替えて屋代駅に到着。
目的の屋代線に向かいます。

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木造の跨線橋を渡って屋代線乗り場に向かいます。

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乗車券を手売りしていました。

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ホームで乗車待ちをする車両の様子。

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木造の造りや古い看板などから、屋代線の歴史をひしひしと感じます。
いざ乗車して、松代駅に向かいます。

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「長電フリー乗車券」を購入しました。
★写真は乗車券記載の路線図です。赤線で駅名が黄色いところが屋代線。

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車窓から。雨宮駅を過ぎて…。

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松代駅です。

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史跡めぐりなどの観光用にレンタサイクルがありました。

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改札口の様子。

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駅長室。

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手動のポイント切り替えレバーがありました。
最初は信号の切り替えかな?と思いました。
※違ったらご指摘下さい。

松代でお昼ご飯を食べた後、松代駅から須坂駅まで乗車して屋代線は終了。
ですが、出来るだけ長野電鉄に乗りたかったので、須坂駅から長野駅に向かいました。

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須坂駅改札口にかかっていた幕。
「さようなら長野電鉄屋代線〜90年間ありがとう〜1922年6月10日〜2012年3月31日」

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切符売場の運賃表(路線図)

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階段からホームを見下ろす。

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■鉄道や駅舎の魅力
木造駅舎は探せばまだ、あります。
木造ではなくても、素朴で魅力的な駅舎は沢山あります。
少しでも良いな、と思った方はぜひ調べてみてください。   
現在は感染症の拡大によって、特に普通電車の旅はおススメし難い状況です。
ですが、自由に楽しく移動が出来る時のために、今こそ知りどきだと思います!(?)

どんなに素敵と思っても、その土地の人々の生活や経営というものがあるので、無責任なことは言えません。
しかし、歴史のあるものって一度無くなると簡単に戻せない。
すごい価値だと思います。 
魅力を感じる人は少なくないと思います。
なので微力ながらせめて記録だけでもと思い、noteに残しました。

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