熊本の海から
最近、妖怪「アマビエ」の絵をよく見かけるようになった。江戸時代、熊本に現れたというが、熊本のどこなのだろうか?
そんなわけで日々、「アマビエがにゅっと現れそうな海」について思いをはせている。
芦北・御立岬
一番最初に思い浮かべたのは、八代海である。九州島と天草に挟まれた静かな海。「不知火」の伝説もある。海の中に妖怪の国があっても不思議ではない雰囲気がある。
三角半島・松合
天草・龍ヶ岳
三角半島・網田
有明海も、穏やかな海である。熊本からは、はっきりと島原を見ることができる。干潟も多い。妖怪はともかく、砂の穴からカニや魚はたくさん出てくる。
熊本・河内
天草・下田
一転、天草の西側は波の激しい外海だ。砂浜にひょっこり妖怪が現れる感じではない。有名な崎津集落は海のすぐそばだ。隠れキリシタンが妖怪を見つけたら何を思っただろうか。
天草・崎津
様々な表情の熊本の海がある。それぞれの海でにゅっと現れるのを、想像してみる。
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