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推しの芸人 最強落語家【桂枝雀】
桂枝雀さん。とにかくおもしろい。私が初めて落語を観たのが数年前、この人だった。
そもそもダウンタウンの松本人志さんがプロフェッショナルか何かのドキュメンタリー番組で
「寝る前に枝雀さんの落語を聞いています」
と言っていたのがきっかけだった。(ちなみに、私はダウンタウン信者)
それに影響されて落語を聞こうと思い、枝雀寄席のDVDを買って「皿屋敷」という話を見た。(皿屋敷はなんとなく話を知っていたから)
それまで落語というのは、笑点のイメージも強かったが、古臭くつまらないというイメージも強かった。
その落語に対するイメージを、いい意味で壊してくれた人だった。
よく枝雀さんの落語を「オーバー」だと言う人もいる。実際、噺中に座布団から遠く離れたり、身体全体を使ったり、声色も普通の落語家とは少し違う。
しかし、私が枝雀さんの落語を観るたびに
「ああ、江戸時代に本当にこう言う奴いたんだろうなあ」
と思う。それだけの説得力がある。本当に「オーバー」な人は説得力がなく、意味がわからないものだ。
土台が上手く、尚且つ面白い。爆笑とはこのことだろう。
CDで聞いた「高津の富」がものすごく面白かった。
ずっと面白いが続いているのに、名残惜しげもなく、ストンとオチに入って終わる。これは今聞いても、鳥肌が止まらないし、なぜか涙が出る。
この人のおかげで今はいろんな落語家さんが好きで、寄席や独演会にも行くようにしている。暇さえあれば落語を聞くようにしており、
今では寝る前に枝雀さんの落語を聞いている。
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