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『Aと思わせてのB』という構図の落語はおもしろい。



砂男さんが、お得意の『砂男節』でステキな作品を執筆してくださった!!!



『あなたに夢中』


わーーいっ☆

砂男さんは、“好きな楽曲に絡ませた噺”をつくってくれるなかなか匠な技術をお持ちの方なのです。

それが、めちゃくちゃ上手い♪


初めてのオーダーは、大好きなrollyの楽曲でお願いしました。

(元ネタはキャンディーズなんだけども。笑)


読みやすいワード
適切な文章量
シンプルな文構造

なので、抵抗なく誰にでもサクっと読める。

その上、オチがしっかりしているので、とてもおもしろい!

ホントに読みやすいので、ぜひぜひ皆さんにもオススメしたい☆



で、ここから下は、砂男さんの作品のネタバレにも繋がってしまうので、ぜひ一旦砂男さん作品を経由してから戻ってきてください。笑


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砂男さんの作品もそうだけれど、

やはり、わたし“あべこべな噺”が好きなのかもしれない。

まさかの不意打ちに弄ばれたいタイプなんだと思う。




前にも挙げたけれども、アンジャッシュ風の

『話題の対象が違うのに話しが噛み合ってしまうネタ』とかも好き。


そして

「ふいをつかれる」
というか
「思わせぶり」というか
「Aと思わせてのB」


という構図でつくられた噺が大好きなのです。



前回のnoteで取り上げた『真田小僧』も、

「AぢゃなくてBなんかーーいっ!」

「ドリルせんのかーーいっ!」←

くらいの不意打ち構造なのでおもしろい。


だからこそ、『真田小僧』は最初の1回目が大事なのだ。

最初の1回目で上手い人の『真田小僧』を聴けたら、めちゃラッキーだと思う。




さて、わたしは、普段ほとんど映画を観ない。

お見合いパーティーのプロフィールの“好きな映画”の欄には、

『チャーリーとチョコレート工場』
『千と千尋の神隠し』

とこの2本だけを堂々と書いて、なんとなくドン引きされたことがある。

それでも、それ以外の映画は知りませんと言わんばかりに、この2本だけを主張してみせる。



それくらい“メルヘンチックなSFテイスト”のストーリー展開が大好きだし、好きななものは大声で好きと叫べるタイプ。


そんなわたしはとても怖がりなので、ほとんど“ホラー映画”というものには縁遠い。


(そのくせ、“不思議な話”“意味がわかると怖い話”“都市伝説”な類は、程よく好きなんだけれども)



『アザーズ』


(VHS!しかも2020年8月11日現在、1円!)


2001年に公開された“ホラー映画”なのだけれども、これだけはホラー映画のなかでも唯一観ることができるし、なんならかなり好きな部類の作品である。


これこそまさに、

「Aと思わせてのB」

が活きる大どんでん返しが素晴らしい作品なのだ。




ところで、鬼才・サイコパス 瀧川鯉白氏の創作落語で、『スマホ依存症』という演目がある。

スマホに激しく依存している男の子の、それを改善しようとする噺。

だけど、少しずつ噺が進むにつれて、おやおや?という展開になり、最後に喪黒福蔵よろしく、どーーーんっ!みたいな。

これもかなり好きなんですよね。




あ!こちらもオススメ!

コレ、『アザーズ』みたいな展開で好きです♪

世の中の森羅万象に、どちらが表でどちらが裏かなんて定めるほうがナンセンスですよ、ね?

夏なので、涼を求めての会談もいかがでしょう☆

わたし、怖すぎるのはちょっと読めないんですが(笑)、でも総じておもしろいので皆様もぜひ♪









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