普通のコーヒー再定義革命
あけましておめでとうございます!!
2019あけたものだから革命運動を始める。
普通のコーヒー再定義革命だ。
コーヒーと聞くと皆はどんなコーヒーを思い浮かべるだろうか。
カフェオレ、ブラックコーヒー、缶コーヒー、コンビニコーヒーいろいろあると思う。
じゃあコーヒーはどんな味だろうか。
僕はコーヒーを生業としているので果汁を絞ったようなフルーティな味わいも想像できるし、キャンディのように甘い味や、もちろん苦いコーヒーも知っている。
皆はどんな味を思い浮かべるだろうか。
大体の一般人はコーヒーを苦いものと認識しているだろう。
そう、それでいい。コーヒーは苦いのだ。
そして苦いコーヒーが好きだ!
ブラックコーヒー飲める俺かっこいい!
私は砂糖ガンガンいれるわ!
もう一度言おう。
そう、それでいい。コーヒーは苦いのだ。
そういう味が好きな人たちの中にはきっと東京や地元のイケてるコーヒー屋でコーヒーを頼んだら酸っぱく感じたり、軽すぎる味わいだったり、髭の生えた店員にコーヒー豆のウンチクを長々と語られたことがあるだろう。
なぜか?
これにはコーヒー業界の中とごく一部のオタクで盛り上がっている「スペシャルティコーヒー」というものを理解する必要がある。
ちゃんと説明すると長くなるので気になる人はスペシャルティコーヒー協会のサイトを覗いてくれ。
簡単に説明すると、コーヒー豆の栽培からあなたの手元に届くコーヒーまでの全工程の品質管理がしっかりと行き届いた品質の高いコーヒーということ。
ポイントはこのスペシャルティコーヒーというのはワインのように産地の特性を重視しているために、コーヒーが苦くなって産地特性が消えてしまう前の段階で加工を終わらせてしまうことである。
つまりそもそも君たちの好きな苦いコーヒーを作ろうとしていないのだ。
もちろんそういった品質管理の行き届いたコーヒーはどれも素晴らしく美味しい。
まるでコーヒーじゃないかの如く美味い。
こうした突出した美味しさに業界人と、一部のコーヒーオタクが一般人を置いてけぼりにしてハマってしまったわけだ。
オタクというのは大体高度な共通言語を使うのが好きなので、知識をつけないニワカ引っ込んでろ。という雰囲気は各オタク界で感じることだろう。もちろんコーヒーも例外ではない。
こうして業界と一般消費者の溝が深まり、日本のコーヒーシーンは今、ブルーボトルコーヒーが日本にオープンした時に大盛り上がりした流行がそのまま流れてしまいそうになっているのだ。
だが、安心してほしい。
あなたの好きな苦いコーヒーも紛れもなく美味しいコーヒーの1つである。
ただ、こういった良い質のコーヒーもあるということだ。
ここからが重要だ。
僕はこのコーヒーの嫌な流行の流れに待ったをかけたい!
というかシンプルにそこのキミにも、そこのアナタにもコーヒーを楽しんで欲しいのだ。
普通のコーヒー再定義革命にはコーヒーの知識はとくに必要ない。
なぜなら、あなたは知らないうちに飲んだコーヒーを「あ、美味しい」と感じるようになるからだ。
つまり、そこら中のコーヒーが今よりちょっと良い品質でアナタの好きな味に近づいてくるのだ。
コーヒー業界のオタクが知る良いコーヒーと、あなたたちの好きな味の間に存在する境界線を取っ払ってやるよ!!!という革命だからです!
なので批判を恐れずに言うならば、打倒UCC、スタバ、ドトールです。(あ、でも僕ドトールのブレンドコーヒー好き)
あとネスレもやな。
今年から僕はその革命のために動き出す。
というよりすでに動き出している。
表に出るまでにはもう少し時間がかかりそうだが、少し待っててくれ。
もう昔抱いていた、地元の小さなコーヒー屋、仲睦まじい夫婦経営のカフェなんていう夢は捨てた!!
どうせなら天下をとってやろうじゃねぇか。
本当に将来の伴侶くらい愛しているコーヒーに還元するならこの方が良いと判断した。
まぁ今はとにかく大口叩いてるだけの状態なので、何言ってんだ小僧。と多くの大御所や人々は思うだろう。
今はそれでいい。むしろ叩いてくれ。
今からこの革命に乗ってくれるメンバーを募集する!
別にコーヒーを淹れられなくても良い。
むしろコーヒー業界以外の人でもいい。
メールでもDMでも飛ばしてくれ!
君の参加を待っている!!!
皆様の一年が良いものとなりますように。
Kota Noguchi
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