【日常】受験生と子どもを産むか産まないか議論
おはようございます。いつもだったら寝てる時間に起きました。
睡眠時間が短いことは生活のコスパが悪いみたいですが、6時間以上寝ると私は起きられなくなります。9時間ぐらい寝てもまだ寝たりないっ!!ってなります。5時間ぐらいがきっちり目が覚めるんです。でも5時間だと眠いんですよね、でもいつもより目が開くんですよね~。隣の部屋のテニサーの男子がめっちゃ規則正しい生活してんですよ、朝7時ぐらいに目覚ましが鳴ってるし、深夜1時には寝てる音が聞こえるのでめっちゃ規則ただし~って思います。私なんて23時にバイトから帰ってきて2時ぐらいに寝て、12時ぐらいに起きますからね、そして13時に家を出てバイトへ行く、みたいななんて不規則。
前の話はどうでもいいですけど、今日は昨日のバイト先での話です。
生徒が、一年間頑張って志望校を目指して勉強してきたのに、E判定で、でも2次試験で満点とれば逆転可能。しかしそこまで得意な教科でないし、教科数も多くない。でも一番目指してきた大学だったから、悔しいって泣いてました。受かる可能性の高い大学があって、それに進学するにはデメリットがない、つまり、志望校じゃなくても学びたいことが学べる大学がほかにあった。しかし、一年間目指してきたのに志望校に受かる可能性が全教科満点とれば逆転可能。どうすればいいのかって悩みでした。
心の中では、センターが取れなかったからしょうがないのではないか、もう覚悟を決めるしかないのでは。って思ってんです、言わないですけど。地方国公立志望ならセンターで取れなければ諦めるほか、ないんですよ。
って書いたところで2度寝をし、気づいたらバイトに行く時間で焦りました。かなり。
そんなこんなでバイトしてきたら、上記の泣いてた女の子が、志望校を諦め、合格できそうな大学にいきます!と笑顔で宣言してくれました。私は、何も言いません。第一に他人の人生ですし、私の仕事は、高校生の視点では見えない人生の選択肢を提供することにあると、そう思っているからです。
私の仕事は他人の人生の選択肢を決めることではなくて、増やすこと。それを念頭に高校生たちや本科生たちと関わっているので、生徒がどんな選択をしても究極、どうでもいいと思っています。その子が大学やその先の人生が華やかで、素晴らしいものであれば。ひとの人生や幸せは他人が決めていいことじゃないんですよ。どこの大学に行こうが、その子の人生が今後、彩られ素敵になっていけば、もういいじゃありませんか。なのに、職場の50を超える方々や生徒の親御さんは、そこの大学はああだこうだ、もっと上の大学がなんだ、こんだけ勉強したのに結果が出せないのか、なんて平気で口にするんです。一人一人ひっぱたいてやろうかと思うくらい悔しいんですよ、私以上に面談を申し込んできた一年間必死にやってきた受験生の方が、悔しくて苦しいのはわかってるんですけど、でも、そんな言い方しなくてはならないんですか。私もその言葉を聞いて苦しくなってくる。生徒の親御さんを本気でぶん殴ろうと思っていさめられました。その私がプッツンしそうになったワードは「お前にどんだけ金を積んでると思ってるんだ。なぜこんな結果になった。努力不足じゃないのか」です。同じ思いを経験したからわかるんじゃないかっていわれるかもしれない、でも金を積むのが子どもへの愛情だと思ってるんですかね?自分が成しえなかった後悔を子どもに押し付ける親、勝手に産んどいて早く家を出て行けという親、私はいろんな生徒の家庭事情を聴けば聞くほど、嫌になる。そんな親に生まれた人たちは、今後どんな人生を歩んでいくのか、考えてみると心が苦しい。苦しみから救いたい、できれば親の両手でおおわれた視界を晴らしてあげたい、ただの自己満足に聞こえるかもしれませんが、親の言葉は想像以上に子どもに突き刺さるもんです。
子どもを産む、育てる気があるなら確実にその子に不自由ない生活を送れるようにできると覚悟を決めてから子どもを産んでほしい。
家庭の事情で人生の選択肢が少なくなるようなことはしてほしくない、なんて子どもがいないからそんなこと言えるんだよっていわれると思いますが。
でも私は絶対に子どもを産みたくない、確実に自分の血を受け継いだ子が何不自由ない生活を送れるとは限らないし、人生の選択肢が狭まるようなことをしたくない、そう思うと産む気なんて失せるし、ましてや、結婚する気もない。そんな風に思います。絶対なんて、ないんですけど。
そんなこんなで卒論は家族社会学をテーマに教育への意識を切り込んでいく予定です。調査対象者は「毒親」。さて、私は無事に卒業できるのか、はたまた背中を刺されて死ぬのか、どうなんでしょうかね~。
いろんなことに興味があるのでいろんなことに手を出します。ストップかけたほうがいいときは言ってください。