【アイデア】利益度外視で「人の不安を解消する」ことにだけ特化したメディア
久々に、アイデア紹介をすることができる。
前回の終わりで書いた通りだが、「人の不安を解消していくサイト」を作ろうというアイデアである。
例えば前回の例で言えば、働いたことのない若者…特にインターネットのネガティブな意見に浸っており、視野が狭い傾向にあり、かつ偶然周りに不幸な労働者が多い若者にとっては、「大人になること=社畜になり生き地獄を過ごすこと」となってしまう。
しかし実際には、楽しく暮らせている大人もいるし、少なくとも「死にそうな気持ちで生きている大人ばかり」が真実ではない。
少なくとも、8000人以上が答えたアンケートで86%の人が「自分は社畜ではない」と回答している。
もちろんそう答えた彼らが幸福である保証はないし、ある程度のストレスは感じながら生きてはいるだろうが、それでも視野を広く持つか、具体的なデータを集めることで、「現代社会の労働者の日本人は全て皆不幸に生きている」という題目は偽である。ということが示せるのである。
やけに具体的になってしまったが、とにかく、視野が狭く、情報を間に受けがちな人をを、適切なデータを示すことで不安から救おうというアイデアである。
しかし、このアイデアにはいくつかの問題点がある。
①「不安になること」を集めないといけない
「自分が不安になったが、データを集めたら大した問題ではなさそうだったこと、もしくは対策法が存在したもの」だけでは、すぐにネタが尽きてしまう。
人の不安を集める必要があるが、そのためには最初の時点で知名度が必要になる。そうでなければ該当でこんな抽象的なことを聞くか、想像で書くかといったことになってしまう。
②データを集める力がいる
質問紙調査が主になるのだろうが、どんなデータを取るにしても、人やカネの力がいるだろう。
すでに他の人が論文やネット上で公開しているデータを引っ張ってくるのが一番楽ではある。都合よくそういったものがあれば良いが。
③もしデータを集めた結果「心配事が真である可能性」が高い場合、「対策」をかける必要がある。
これは、自分が一番大事にしたいことであり、一番ハードルが高いことである。一般の人にとって大事なのは「問題が何か」よりも、「解決策は何か」であると私は思っている。
問題が存在する可能性の方が高いのであれば、それに対する対処法を書くべきだ。
問題はり自分に書けることしか書けない」ということである。
もしその心配事が実在する可能性が高い場合でも、自分の知識や思い付き、そして調べる程度のことで得られる解決策はたかがしれている。
「その問題を自らの工夫等で解決した人」を見つけ、話を聞かないといけないかもしれない。
つまるところ、このアイデアを実行するにはもっと人脈がいるのではないだろうか?というところで今回の記事は締めとしておく。