【詩】挫折の夢
それぞれやりたいことがあって
それを隠して生きていて
あれは良いとかダメとかを
心でつぶやいて審査して
流れて生きて気がつけば
夢に防音敷き詰めた
訪れる関係に時が掴まれ
季節が過ぎていく
幸福感じて塗り替えた
あの日のあの夢を
閉じ込めたまま
代替品が生まれた
今や、それが本物であるように
大切に扱っているのを
あの夢は奥深くで見ている。
代替品なんて言わせない
今じゃ唯一の存在になっている
これが全て。他に望むものは無い。
あの夢は捨てる
明日のゴミ出しと一緒に
燃えないゴミとして。
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