阿武松~相撲咄~

毎度お世話になっております。

『落語の時間』第9回の動画を上げさせていただきました。

~今回の落語のあらすじ~
実在した第六代横綱、阿武松緑之助にまつわるお話。
体格の良さを買われ、相撲部屋に入ったとある男。
彼はとんでもない大食らい。部屋のお米事情を逼迫させてしまい、女将さんから目を付けられ追い出されてしまう。
親方から村へ帰れと手切れ金を渡されてしまい、途方に暮れる男。
自害を考えてしまうほど追い詰められた男だが、渡された金が勿体ない。
最期の最期、腹いっぱいになるまで食って死のう、と近場の宿へ泊まり有金全部で飯を食べようと思いつく。
男の最期の晩餐は凄まじい量になっていき、宿の中でも話題になる。
その話を聞いた番頭さんが男に声をかけにいくが、どうにも男の様子がおかしい。
男から今までの経緯を聞いた番頭さん、なんと彼は大の相撲好きだった。
「それじゃあ付き合いのある関取衆にお世話しましょう!」
番頭さんの口利きで再度相撲部屋に入ることができた男。
死を覚悟していたところを救ってくれた番頭さんへの恩義に報いるため、男はめきめきと力をつけていく。
やがて、彼は阿武松緑之助という名で、力士の頂点である横綱となるのだが……


ぜひ動画で落語をお楽しみください。


▼今回の動画について柳家小団治師匠より一言いただきました▼
『落語には相撲を題材にした咄がいくつかあります。
今回の咄もその中のひとつです、
実在の六代目横綱、阿武松緑之助という方の出世咄です。』


※『落語の時間』について
https://note.com/rakug0ticktack/n/n2f616e4d52fb

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症された方々の一日も早い回復と、最前線で戦ってくださる医療従事者の方々、そして皆様の安全を心よりお祈り申し上げます。
流行終息後にはまた寄席などで大笑いできるような、そんな世界が早く訪れることを柳家小団治およびスタッフ一同、心より願っております。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症された方々の一日も早い回復と、最前線で戦ってくださる医療従事者の方々、そして皆様の安全を心よりお祈り申し上げます。
流行終息後にはまた寄席などで大笑いできるような、そんな世界が早く訪れることを柳家小団治およびスタッフ一同、心より願っております。


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