視覚の楽園・桜音夜@京都・平安神宮へ
仕事もあり、海外からの観光客で溢れかえった京都へ、行って参りました。昨年も見に行きましたが、平安神宮の夜桜イベント「平安神宮桜音夜」で楽園体験。昨年は、桜がかなり散ってしまっておりましたので、ここに書くことは控えましたが、今年は桜もほぼ満開となり、素晴らしい体験となりましたので、ここに改めてご紹介しておきます。
6日(土曜日)は、ソメイヨシノは満開でしたが、紅枝垂桜は8分咲きといったところでしょうか。谷崎潤一郎の小説「細雪」の中で、平安神宮の紅枝垂桜は美しく描写されて、昔の文学青年・文学少女が憧れたそうです。ソメイヨシノよりも濃厚な赤みを帯びた紅枝垂桜は、実は咲くのが遅いので実は今週(4月8日からの週)が見頃ではないかという気がします。今週末ならまだ間に合う気がしますので、夜桜ライトアップはやっていませんが、昼間でもきっと美しいはずです。
コンサートは紅枝垂桜がたわわに咲き誇る南神苑ではなくて、東山を借景として栖鳳池という大きな池に貴賓殿が張り出している東神苑で行われるのですが、コンサートとは言っても桜を見ながら立見となりますし、ものの30分ほどのものなので、素晴らしいアーティストの演奏を聴きながら、桜を愛でるのが正しい楽しみ方だと思いました。
コンサートは1部と2部とに分かれていますが、おススメなのは2部。前回までは1部も2部もどちらとも見れたりしたので、わんさか人がいましたが、総入替制となったので2部の方はかなりゆったりと見れました。2部のチケットをゲットして、1部やっている間に南神苑で写真を撮ったりして楽しみ、2部で東神苑へというのが、今年の場合は一番ゆったりと楽しめるような気がしました。LEOさんの箏と石井琢磨さんのピアノで聴いた教授の「戦メリ」は忘れない感動を得られました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?