見出し画像

水慣れ練習で必要なことは『待つ』〜水泳指導歴28年のプロスイミングコーチがぶっちゃける〜

みんなが出来ることをなんであなたは出来ないの💢

ブクブクパッ!こうするのわかる?

また進級テストに不合格だったの⤵️

スイミングスクールに通っているお子様の保護者様や泳げる保護者様なら一度は思ったことがあるかもしれません。

今回は水慣れ指導で大事な考えについて、お話をしていきます。


こんにちは。水泳指導歴28年の楽泳スイミングのプロスイミングコーチ中原です。

お子様と友達のように遊ぶ顔もあれば、お兄さんのように「一緒に頑張ろう!」と引っ張る顔、お父さんのように見守ったり、叱ったりする顔、いろんな顔を持ちながら、お子様の成長を真剣に考えています‼️

「中原コーチのレッスンは分かりやすい!」と言われる水泳の指導をブログでお伝えします♪


水慣れ練習は、子どもたちが泳ぐことに慣れていくために行われる練習です。

しかし、子どもたちが顔つけをできない場合、コーチや保護者はついつい急がせてしまいがちです。

このようなときには「待つこと」がとても大切なのです。

『待つ』ことの重要性


子どもたちが泳ぐことに慣れていくためには、焦らずゆっくりとしたペースで練習を行うことが大切です。

特に、顔つけができない場合は、子どもたちが自分自身のペースで慣れることが必要です。

コーチや保護者が急いでしまい、子どもたちに無理をさせてしまうと、逆に恐怖心が強くなってしまうことがあります。

そのため、子どもたちが慣れるまで「待つこと」が必要なのです。

『待つ』に必要な3つの考え

1、お子様の気持ちを共感する
2、待っている間、お子様の表情・行動を観察する
3、体操のお兄さんのような接し方をする

1、お子様の気持ちを共感する

どうしても、自分ができることは子どももできると思いがちです。

また、スイミングスクールなど集団で習っている場合は、他の子ができていたら自分の子もできると思います。

そんなときに思い出してほしいです。

何かをはじめるときに出来るかなどうかなと勇気が必要だったあの時を。

今、お子様は昔の保護者様と同じように勇気を出してやろうとしているときなんです♪

共感とは
他者の感情の理解を含めて、他者の感情を共有すること

昔感じた勇気が必要なときを思い出した今なら、お子様の感情を理解して共有をすることができるはずです。

お子様が成長をするときと思って、待ってみましょう。

2、待っている間、お子様の表情・行動を観察する

勇気を出してやろうとしているときは成長するときということを話しました。

時間は人それぞれです。

早くできるようになったり、時間がかかったり。

結果が出るまでに小さな段階をクリアしていく必要あります。

25mクロール完泳を例にすると
①水中での呼吸ができる
②浮かぶ
③バタ足ができる
④手回しができる
⑤クロールの呼吸ができる
⑥25m泳ぐ体力がつく

1つ1つをクリアしていくことも待ちながら見ていてほしいです。

1つ1つの段階をクリアしていこうとする真剣な表情、自信がついてきたときの行動。

成長を感じることができ、親としての喜びを感じるときです🤗

僕はスイミングコーチとして、たくさんのお子様の成長していく姿を目の前で見ているので、この考えは間違いないです!

3、体操のお兄さんのような接し方をする

NHK「おかあさんといっしょ」の体操のお兄さんを思い出してください。

さあ!お兄さんと一緒に楽しい体操をしよう♪

こんなイメージですよね。

最初恥ずかしがっていた男の子もお兄さんと一緒に体操をしていくうちに元気になって、最後は笑顔でエンディングを迎えている。

そんな場面を思い出します。

上から目線で、こうしなさい!ああしなさい!ではなく、お子様の一歩前を歩くようなイメージで、お子様がやりたいと思えるような声がけや行動をするとお子様は成長します。

例えば
顔つけの場合

「おっ!口まで水につけれるようになったね。」
「頭から水がかかっても顔を拭かなくなったね。かっこいい!」
「すごい!出来たね🤗 もう1回見せて!」
「お母さんびっくりした!○○君は顔つけ上手だね♪」
手を叩いて喜んだり、頭を撫でてあげたり。

お子様のほんのちょっとの成長を見逃さずに褒めて、体操のお兄さんのように引っ張ってあげれるような声がけや行動をしてみましょう。


信頼関係を築くために

「待つこと」は、子どもたちを信頼しているという意味を持っています。

コーチや保護者が、子どもたちが自分自身のペースで慣れることを信じ、その時間を与えることで、子どもたちは自信を持って泳ぐことができるようになります。

また、子どもたちも自分自身を信じ、自分のペースで慣れることができるようになります。

このように、信頼関係を築くことができるのです。

おわりに


水慣れ練習において、子どもたちが顔つけをできない場合には、急いでやらせるのではなく、「待つこと」がとても重要なのです。

この「待つこと」によって、子どもたちは自分自身のペースで慣れることができ、自信を持って泳ぐことができるようになります。

コーチや保護者は、子どもたちを信じ、信頼関係を築くことが大切です。

お互いを信じ合って、成長していきましょう。🤗


お子様の可能性をもっと広げたい!どうしても待つことができないけど、子どもには泳げるようになってほしいという思いをお持ちの保護者様は楽泳スイミングへお問い合わせください。

楽泳スイミングは
『笑顔で来て、笑顔で帰るスイミング』をコンセプトに水泳の楽しさを、お子様の可能性を引き出すレッスンを行なっています。

詳しくはこちらをクリックしてください。お待ちしています🤗

HPへ移動します。

いいなと思ったら応援しよう!