水中歩行も大事な練習〜水泳指導歴28年のプロスイミングコーチがぶっちゃける〜
「お医者さまに水泳が良いと言われたけど、泳げないしなぁ😩」
「川でしか泳いだことがないから、プールでは泳げんよ。」
そんな話を水泳の話をするたびに聞きます。
この投稿を見ているあなたも同じこと言っていませんか。
今回は、侮ってはいけない水中歩行について話をしていきます。
こんにちは。水泳指導歴28年の楽泳スイミングのプロスイミングコーチ中原です。
この投稿記事『65歳からはじめる水泳』では、健康のために・新しい趣味のために・お孫さんと泳ぎたい人を応援します!
65歳に限らず、水泳初心者の方にもわかりやすく段階的にお伝えしますのでお楽しみに♪
水の中を歩くことは、外から見ると簡単そうに見えますが、実際にやってみるとそうではありません。
えっ!歩きづらい。
思ったより疲れる⤵️
その理由は、水は空気の約800倍の抵抗があるので疲れるし、浮力が働くのでバランスをとりづらいためです。
しかし、水中で歩くことは、体力向上、リハビリ、水泳を始める前のウォーミングアップにも必要な重要な運動なんです。
水中歩行の重要性
水中での歩行は、脚力とバランス感覚を鍛え、水泳の基礎を作ることができます。
一歩を大きくして歩いたり、後ろ向きに歩いたりすることで、体力がつき、体幹も鍛えられます。
それも、泳ぐよりも簡単に😆
体力向上
水の抵抗がある中で歩くことによって、普通に歩くだけでも筋力アップができます。
また、歩き方を大きくしたり、早くすることによって、水の抵抗が大きくなりハァハァ言うほどしんどくなる😂
特定の歩き方をすると、鍛えることができる部位も変わってきます。
水中ウォーキングの仕方を紹介している動画がありますので、ご紹介しますね♪
水中での歩行を練習することで、泳ぐために必要な筋力を養うことができます。
心肺機能向上
肩まで水の中に入って歩くと水圧がかかるため、陸上で歩くときより呼吸がしづらくなります。
歩くだけで、心肺機能が向上‼️
心肺機能が向上すると、風邪を引きづらくなったり、持久力がアップします♪
同じ考えで、水圧効果により足のむくみも解消しやすいです。
心臓から下半身に下がった血液は、ふくらはぎの筋ポンプ作用で心臓に戻っていきますが、水圧により圧がかかることにより心臓に戻りやすくなるのです‼️
バランス力向上
泳ぐ際に必要な体重移動を身につけることができます。
水中での歩行は、浮力の効果で体重を軽くしてくれるため、膝や腰に負担が少ないのです。
浮力は、負担を軽くするだけではなく不安定な環境を作るので、その中を歩くだけで体幹を鍛えバランス力アップ⤴️
体幹が鍛えられ、バランス力がアップすると普段の生活でも転倒防止など良いことがありますよ♪
歩くことが出来てからでも泳ぐのは遅くない
水中での歩行を練習した後、泳ぐことを始めるのは遅くありません。
浮かぶということはバランス力が必要ですし、水を押しながら進むには筋力アップも必要です。
泳ぐための筋力は器具を使った筋トレなどではなく、水中歩行で歩きながら筋力アップすることができるのです。
水中での歩行を練習することによって、水中でのバランス感覚を磨き、筋力もつき、自信をつけることができます。
そして、泳ぎ始めたら、水中での自由な移動を楽しむことができます。
まとめ
水中歩行は、水泳の基本的なスキルの一つです。
水中での歩行は、水中でのバランス感覚と筋力アップ、自由な移動を可能にするために練習することをおすすめします。
歩くことが出来てからでも泳ぐことは遅くありません。
水中の移動を楽しむために、まずは水中での歩行を練習しましょう!
楽泳スイミングでは、水中歩行の仕方も指導しています。
歩き方が分からない!1人で歩くのは不安だという方は是非お問い合わせください。