DMからの電話の誘いがトラウマになった理由
こんばんは、雑草ちゃんです。
最近、noteと連携しているX(旧ツイッター)にて、すでにフリーランスになることに成功しているっぽい、先輩アカウントから、たくさんのフォローとDMをいただくようになりました。
フォローバックするとDMでご挨拶がきて、すこし自分の現状を話すと
「相談に乗れそうなのでよければ電話で話を聞きましょうか?」
というメッセージをほぼ全員から受けとります。
しかし、わたしはどうしても電話にトラウマがあり丁重にお断りさせていただきました。
今回は、そのトラウマになった体験談をくわしく話そうと思います。
けっして喧嘩を売ったり営業妨害しようとしてるわけではなく、単に初めてのことすぎて、いろいろこわかったというだけの話です。
なにかの主張をしたいわけではなく、あくまで体験談の1つとしてお読みください。
イラストアカウントにきたDM
わたしは以前から、イラストをあげるXのアカウントを運用しています。
一度だけ依頼も受けたことがあって、現在も募集中です。
そんななか、あるアカウントからフォローされ、あまり迷わずフォローバックをしました。
そのアカウントのプロフィールには
「適応障害だったところからイラストで稼げるように! 月収〇〇万達成」
ざっくりこんなことが書いてあり、親近感とあこがれが湧いたのです。
そのあとすぐにDMが送られてきました。イラストをほめられ、目標をきかれ、よかったら電話で相談に乗るよ!とラインのQRコードまで来たのです。
当時、もうイラストで稼ぐしかない、と視野がせまくなっていたわたしは、転機だと思い電話の約束をしました。
親しみやすい信頼感
その人のラインアイコンには顔が写っていて、アカウント名もフルネームの女性だったこともあり、より信用したのかもしれません。
わたしは、とにかく誰かに話を聞いてもらいたい、可能ならアドバイスがほしい、という切実な思いで、がんばって電話をかけました。
彼女はアイコンの写真から想像できるような、にこやかで愛想の良い声で会話を進めます。
ほとんど途切れることなく言葉を続けてくれたので、すこし緊張がほどけ、これなら安心だ……と自分の悩みや聞きたいことなどをくわしく話していきました。
どこの学校を休学したのか、親との関係はどんな感じか、好きなコンテンツはなにか、など、かなり個人的なことまで話していたと思います。
少しずつ見えてきた違和感
わたしの話をひととおり聞いたあと、彼女は自分がどのような道をたどってきたか、という話をはじめました。
適応障害になって休職して、得意なイラストでなにかできないかと考えていたところ、師匠のような人に出会ったと。
そしてその師匠と直接会って話したところ、イラストを仕事にするための具体的なロードマップを教えてもらえたことで今の成功した自分がある、他にも同じように花開いた子がたくさんいる、そう嬉しそうに話しました。
この時点では、もしかしたらわたしもそんなふうになれるかも、と希望を持って話を聞いていました。
「ん?」と思いはじめたのはそのあとです。
彼女は強調するように何度も
「ネットとかで調べても具体的なことって何もわからないですよね。だから人に聞くのが一番いいんですよ」
とくり返し言いました。
実はその少し前、わたしがまだやれていないけどやろうとしている、イラストの仕事がとれるかもしれない方法について話をしていたんですよね。
ちゃんと有名な実在するサービスのを使った方法なのでめっちゃ具体的です。
ちなみにまだできてないです(T_T)
わたしがしていたその話を無かったことにするかのように言われたうえ、そればかりだったため、「具体的じゃないのそっちじゃん!」と心の中で思っていました。
一度師匠に聞いているのだから彼女は内容を知っているはずなのに、くわしいことを言う気配もなかったです。
有料ならそれはそれでいいけど、お金の話すらでてこないままずっと同じ言葉を発していました。
そして彼女は言いました。
「よかったら東京に来て師匠と会ってみませんか?」
大きくなる圧迫感
え、いきなり? と思いました。
東京から遠い場所にいることも、外出がメンタル的に厳しい話もしていたのにそう言われたため、大変おどろきました。
なにより、そもそも直接会う必要あるのか……? 今みたいに電話で良いのでは?
という疑問も頭からはなれません。
なんとか断る方向に持っていこうと
「まだイラストを仕事にすべきか迷っていて……」
と話すと
「中途半端はよくないからそれならあきらめたほうがいい」
と言われました。
声がこわい!!(´;ω;`)
わたし今、選択肢をしぼられて詰められているな、とブラックな恐怖を味わったのをおぼえています。
宗教勧誘とかされてる気分でした。
以上がDMからつながっての電話がこわくなってしまった経緯です。
たぶん彼女もとても真剣に、仕事の一環としてやっているのだと思います。だけどその空気感がどうもわたしには合わないなと感じてしまいました。
その1人としか電話をしたことがないので、全員が同じ感じなのかはわかりませんが、一度経験するとやはりビビってしまいますね(゜.゜)
とはいえ、自己流が遠回りだという彼女の主張はふつうに勉強になったので感謝しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※イラストはすべて自作です。
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