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Otis Clay featuring Lil' P-Nut の 「 Trying to Live My Life Without You」#37

「歌ってみた」のドラム版「叩いてみた」新シーズンです。
曲目の一覧はこちらにあります。
🔷EAD10を使って叩いてみた演奏曲
ヤマハのEAD10でドラムを録音し、AIで音源のドラムを抜いて、録音した自分のドラムと差し替えています。
好きなアーティストや想い出の曲を叩いて楽しんでいます。

rakuda

メンフィスの生ける伝説を集め、この地の伝統を後世に残す
―― 巨匠たちが次世代を担う若者らに音楽を継承する貴重なセッションの数々。 テネシー州メンフィス。ここでは多種多様な音楽が生まれ融合し、また、数々の“生ける伝説”と呼ばれる世界的ミュージシャンたちを輩出してきた。彼らを今一度この故郷に呼び戻し、名門ロイヤル・スタジオ等にて、ジャンルや人種、世代を超えた新たなレコーディングを行い、メンフィスの音楽と精神を現代の世界に再び送り出そう――
この破天荒なプロジェクトの過程を追ったドキュメンタリーである本作。
ブッカーT.ジョーンズやメイヴィス・ステイプルズ、惜しくも収録後にこの世を去ったボビー・ブランドやスキップ・ピッツといった巨匠たちが次世代を担う若者に音楽を継承する貴重なセッションの数々を、かのスタックス・レコードの盛衰に象徴される黒人差別の歴史と絡めつつ綴っていく。
偉大なる先人たちがプレイの秘訣を惜しげもなく伝授してゆくシーンが印象深く、過去から現代へ粛々と受け継がれるこの地の“ソウル”がスクリーンから溢れ出す。音楽の本質を垣間見せてくれる感動作。
■STAFF 監督:マーティン・ショア 製作:マーティン・ショア、コーディ・ディッキンソン、ローレンス・ブー・ミッチェル
■出演 テレンス・ハワード メイヴィス・ステイプルズ  スヌープ・ドッグ  ブッカー・T・ジョーンズ  ボビー・ラッシュ  フレイザー・ボーイ  ウィリアム・ベル  チャールズ・スキップ・ピッツ アル・ベル  リトル・ピーナッツ ホッジズ・ブラザーズ(ハイ・リズム) ヨー・ガッティ スタックス・ミュージック・アカデミーの学生たち チャーリー・マッスルホワイト オーティス・クレイ   ボビー・ブルー・ブランド  and more

SOCIAL CAPITAL FILMS EGBA, LLC / PFL TRANSMEDIA, LLC

約束の地、メンフィス〜テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー
を観てノックアウトされました。
企画や演奏も勿論すごいです。

キング牧師とメンフィスの音楽シーン、スタックスとの関係まで言及されています。

とても興味深いですが、僕はやはり人間性にとても惹かれました。
上記の偉大なる巨匠たちと、音楽学校に学ぶ生徒たちがセッションをするのですが、その時の会話や握手、ハグするシーンがとてもいいのです。
お互いをリスペクトしてるところがすごい。
見習うべきことたくさん😅

自分が歌う曲にラップが入る事に驚く巨匠。
「ラップ?」
「そうです。彼がはいります」
「聞きたいね」

巨匠は
「どういう歌い方がいい?」
と生徒たちに尋ねます。
「趣向があるだろう。もう一度演奏を聴かせてくれ」

う~~ん、謙虚です。
しかもこういうことが大切なんだと若い世代にさりげなく教えているようにも感じます。

「歌には、ハブテスト方法とメソジスト方法がある。
ハブテストは感情に訴えるやり方。
メソジストは言語的。発音などにもこだわる。
俺はメソジスト。
参考にしたのはナットキングコール。
音楽や歌詞へのアプローチが好きなんだ」

これも大切な事を伝えてると思います。
こういうシーンが曲毎にちりばめられています。
その中から、今回はこの曲を疑似セッション。気持ちよかった!
演奏はすごいし、ラッパーもかわいいです。とても素敵な映像です。是非♪

最後に中堅年代のミュージシャンが語った言葉を。

貧民街の子供は死ぬか、刑務所行きだった。
俺達は音楽を存続させることで若者たちを救うんだ。
自分がしてもらったようにね。
大人達が親身になって俺達を導いてくれた。
ヤクや盗みなんかよりも、面白いことがいっぱいあると教えてくれた。
おかげで目標をもてた。

※ B.B.キングが主だって音楽を教えてくれたそうです

よかったらお時間がある時にでも聴いてください