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The Band(The Last Waltz) の「I Shall Be Released」#24

「歌ってみた」のドラム版「叩いてみた」新シーズンです。
曲目の一覧はこちらにあります。
🔷EAD10を使って叩いてみた演奏曲
ヤマハのEAD10でドラムを録音し、AIで音源のドラムを抜いて、録音した自分のドラムと差し替えています。
好きなアーティストや想い出の曲を叩いて楽しんでいます。

rakuda

The Bandが解散する時に開いたコンサート「The Last Waltz」が好きです。
思えばこのLiveに憧れて、自分たちも毎回多くのゲストを迎えてLiveをしていたのかもしれません。

いろいろあって解散する事を決めたThe Band のメンバーが考えたのは
・このコンサートは祝典である
・一緒に友達と楽しもう
・そしてそれを記録に残したい

ということでした。
そのアイディアが気持ちを楽にしていたそうです。
16年間一緒に演ってきたんですから、解散にはそれぞれ複雑な思いがあったでしょう。

これまでのことは少し忘れて
お互いの事を気遣い
もう一度みんな一緒になって、今までになかったような音楽を創る
それを夢みたんだ

みんな戻るのを忘れてしまった

「ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった」より

う~~ん、切ないです。
僕もいくつもバンドを結成しては解散してきたので、解散する時の複雑な心境は少しはわかります。

このThe Last Waltzで最後に演奏されたのがボブ・ディランが作ったこの
I Shall Be Released です
出演者全員がステージに上がり歌ったり、演奏しています。

よかったらお時間がある時にでも聴いてください♪

めっぽうファンキーな演奏をする、ロニーホーキンスのバックバンドが独立、ドサ回りしていたところをボブ・ディランに雇われ、ロビー・ロバートソンのスノップ野心に火がついた。
農村で19世紀そのままの共同生活をする浮世離れした髭もじゃの男たちというギミックで売り出し世界中で大ヒットした。しかし実際には、メンバーはニューヨークの高級ホテルなどで生活しており、リムジンでコンサート会場に乗り付け、MCで「今年はとうもろこしが豊作だっぺよ~!」と言ったり、超成金スタジオで録音した音源を「湿った地下室で、中古のテレコで録音した」などとハイプをかまし続けた。ショービジネスの舞台裏を垣間見た想いである。

新 荒唐無稽音楽辞典より