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#8 タッチングの効能 - 触れることで出る愛情ホルモン -

【自分の心と身体は、自分で守る】
rako@セルフケア・コーチです!

今日は、タッチング - 触れること - の効能について、お話します。

赤ちゃんが泣いているとき、お母さんがぎゅっと抱きしめてあげる、身体をやさしく撫でてあげると、赤ちゃんは安心して、泣き止む、というのは、みなさん見たことがあるかと思います。

このとき、赤ちゃんの中で『オキシトシン』というホルモンが出ているんですね。信頼しているお母さんから『肌に触れられる』という感覚情報が、脳に伝わり、ホルモンが分泌されるわけですが、この『オキシトシン』、『愛情ホルモン』と呼ばれています。もともとは、出産時に子宮を収縮させたり、母乳を分泌したりする作用をもたらすホルモンですが、幸福感、安堵を感じると分泌されるから、そう呼ばれるんですね(*^_^*)

オキシトシンが分泌されると、メンタル的には不安が軽減し、身体も免疫機能が高まったり、骨の形成、筋肉の再生を助けるなど、良いことがたくさんあります。

オキシトシンを分泌させるのに、一番効率的なのが、『触覚を刺激すること』。つまり、愛情や信頼を感じている人から触れられることです。この刺激から5~10分ほどで分泌される、ということです。

ちなみに、このオキシトシン、実は、触れられている方の人だけが分泌が高まるわけではく、実は、触れている方の人も同様に分泌するんです!
ですから、先ほどの例でいうと、お母さんの方も安堵を感じ、オキシトシンの分泌が高まっているわけです。



ここまで読んで、

「いやいやわかったけど、私、ハグしたり、撫でてくれる人、いないんですけど」ってなった方いますよね(^^; 。


大丈夫です!!
実は、自分で自分を撫でてあげても、オキシトシンは分泌するんです!


私は、アロマ環境協会認定アロマテラピーインストラクターと、アロマハンドセラピストという資格を持っていますが、アロマオイルを使ってのセルフトリートメントによって、オキシトシンの分泌が高まるということが確認されています。

私は、精油や植物油の効能も考え、トリートメントオイルを調合し、使っていますが、『タッチング』の効果ということだけを考えれば、市販のボディークリームなどでもOKです。

では、そのやり方のついて、お話しますね。

まず、トリートメントをする部位に、オイルまたはクリームを塗布します。
そして、

① 手のひら全面を密着させ、力を入れず、やさしく撫でること。本当に皮膚の表面を触れるくらいの力です。

② ゆっくりとしたスピードで進むこと。(1秒に5cm進む程度)

③ 身体の末端から、心臓に向けて、撫でる。(リンパ液の流れを考慮)

★Instagramの方で、実際にセルフトリートメントをしている動画をあげていますので、興味のある方は、見てくださいね!


ちなみに、これ以外のセルフの方法としては、
①ペットと触れ合う・抱きしめる(←『セルフ』じゃないですかね(^^; )
②ぬいぐるみ、お気に入りの毛布など(ふわふわしたもの)を、ぎゅっと抱きしめる。

このようなことも、有効です(*^_^*)!


精神的にいらいらしたり、落ち込んでいるとき、また普段からのケアという意味でも、ぜひ試してみてくださいね!

私は、このことについて勉強するまでは、自分の身体に触れることって、ほぼなかったんですけど(^^; 、最近では、お風呂上り、寝る前にトリートメントするのが日課になっております。
精油の好きな香りで芳香浴をしつつ、リラックスできる、静かな音楽をかけるのも、オススメです!

自分でできますので(笑)、
『愛情ホルモン』出しちゃいましょうね!


読んでいただき、ありがとうございました!




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