見出し画像

#27 『リンパを流す』とは?

【自分の心と身体は、自分で守る】
rako@セルフケア・コーチです!

みなさん、リンパフローとか、リンパマッサージとか、名前だけは聞いたことあると思うのですが、具体的にどうすることなのか、ご存じですか?

ということで、ちょっと解説。

リンパとは?

リンパ管の中を流れる『リンパ液』を指します。細胞組織から産生される液体で、不要になった老廃物、蛋白成分、ウイルスなどの病原体を回収し、最終的に鎖骨下の太い静脈へと運んでいきます。つまり、身体の中のゴミを集めて、大きなゴミ箱へと運ぶ役割をしているんですね!


では、なぜ「リンパを流す」必要があるのか?というと、

同じく不要物を運んでいる「血液」は、心臓がポンプとなって、身体の中を循環しているのですが、リンパ液は、身体の末端から心臓に向かって、一方向に流れ、しかも心臓と違い、リンパ管の周囲の筋肉がポンプの役割をするので、流れは遅く、動かないでいると、滞ってしまうんですね・・・(^^;
ちなみに、血液は約1分で全身を循環するのに対し、リンパ液は末端から心臓に到達するまで、半日から1日くらいかかります・・・。

なので、手で撫でてあげることで、流れを良くしてあげよう!というのが、リンパフローです!


次に、リンパを流すポイントについて、お話します。

①末端⇒心臓に向けて、一方向に流す。
 手の先⇒肘⇒脇⇒鎖骨、足先⇒膝裏⇒ももの付け根⇒おなか⇒鎖骨、のようなかんじで、最終的には鎖骨に向かって流します。(左右両方の鎖骨でOKです。)ひじ、わき、ひざ裏、ももの付け根、おなか、にも、『ゴミ箱』があります! ここも優しくもんであげましょう!

②ゆっくり、やさしく。
 皮膚の表面を「撫でる」程度の力で、速度は1秒に5cm進むくらいのゆっくりした速度で撫でます。


あとは、滑りをよくするために、アロマオイルやボディクリームなどを塗布してからが良いかと思います。


私は、お風呂上りに、まずお水を飲んで、植物油に好きな精油を入れたものを塗布し、香りに癒されながら、ゆっくりリンパを流しています。(*^_^*)

このことにより、昼間同じ姿勢で、滞っていた老廃物が流れていき、すっきりします。(最終的には、静脈に合流し、腎臓でろ過され、尿として体外に排出されます。)


むくみ解消や、疲労回復の他、かなりのリラックス効果もあり、副交感神経を活性化することにもなりますので、オススメです!

夜のひととき、自分の身体を癒し、「今日一日がんばったね!」といたわってあげましょう!


読んでいただき、ありがとうございました!
★Instagramで、アロマテラピーの知識を発信中です! 具体的にリンパフローもしていますので、見に来てくださいね。


いいなと思ったら応援しよう!

rako@セルフケア・コーチ
よろしければ、応援お願いします!いただいたチップは、植物療法&メンタルコーチとしての活動に使わせていただきます!