同じ内容を何度も聞くことのメリット
3年前から「はなきりん」という団体の「マーケティング de イベント」という講座を受けている。1タームの期間は1年。今日は3ターム目の第1回目の講座を受講した。
毎回第1回目は基本的に同じ内容を講義してくれる。そう、私は今日で同じ内容を3回聞いた事になる。説明の仕方や事例が若干アップデートされているけれど、基本的に同じ。だから学ぶことが何もない、っとならない事に気づくことが面白い。
親子間でも、友人同士でも同じことが起きる。何度も同じ話をされても右から左へ流れていく期間を過ぎると、突然「あ!そうか」「ここがポイントか」「こういう事なんだね」って気づく瞬間がある。話をしている方からすると「だからそれ、前から何回も言ってるよ」となるわけなんだけど。
マーケティングを使ってビジネスで成果を上げている人の割合は、100人に1人なんだそうだ。ほとんどの人が出来ていない。
じゃ、どうすれば出来るようになるのか?
この答えは、コツコツとやり続けること。中断してしまうと振り出しに戻ってしまうらしい。
「そうか、だから毎年各タームの1回目の講座は同じ内容を繰り返し説明してるんだ」「続けて参加している受講者は、知ってか知らずか、コツコツ続けて同じ内容を聞いている。だから、突然襲ってくる気づきの瞬間を迎えることが出来るんだ」ってことに気が付いた。
同じ内容だし、言葉としては何度も聞いているけれど、頭に響いてくる箇所は毎回違う。今回響いてきた箇所は、
● 仕組みづくりがビジネスの根幹。良い商品づくりより良い仕組づくり。
● 今必要な物から将来必要な物まで、生涯で考えるヒントを与えることを考える。
● 「普及」「拡大」「移行」どの部分のマーケティングをしているのか考える。この3つをルーティン化する仕組みを考える。
響いてくる箇所は、今までの自分に足りなくて今の自分に必要なもの。これを意識して2021年は取り組んでみる。
来年また同じ講座を受講しているとしたら、今度は何が響いてくるんだろう?それを体験するのが楽しみになってきた。
あなたが2021年意識して取り組むことは何ですか?