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言葉にしてないホントの気持ち「住宅のお悩みヒアリングとアドバイス 」#8
前回の「ヒアリングとアドバイス#7」いかがでしたでしょうか?
転勤の多い共働き、不妊治療中で家族の数が未知数、だから今は住宅購入できない、こんな方の本音について、どう考えるのか、こんな内容でした。
今日は「高圧的な人」について考えてみます。
「高圧的な人」っていますよねぇ。
なんでそんな上から目線でしゃべるの?
(私の心の声)私とは初対面なんだけど・・・
なんでそんな怒ってんの?イライラしてんの?
(私の心の声)初めて喋るんだけど・・・私何かした??
なんでそんな怖そうな顔して来るんよ???
(私の心の声)ちょっとぉ、相談しに来たんじゃないの?
私、苦手、出来ればお会いしたくない。とは願っていても、高圧的な人から相談を受ける事もあります。
こんな時は「ビジネスってメンタルトレーニングだなあ」と悟って下さい。
ビジネスはメンタルトレーニングだと悟った後は、どうすりゃいいのよ?
はい、こうやって対応していきましょう。
「高圧的な人」とは、どんな人でしょう?
・負けたくない、有利になりたい
・自分の思い通りにならないことは気に入らない
・優越感に浸りたい
・人をコントロールしたい
・プライド高い
・頭ガチガチ、固い
色々考えられます。
普段の自分を振り返ってみて下さい、「カチン」ときたり「イラ」っとする時ありますよね。「高圧的な人」はこの状態がずーっと続いている感じです。
では、「高圧的な人」の不安や迷いは何でしょうか?
・自分が知らない部分を知られたくない
・自分が知らない部分、痛い部分をつかれたくない
こんなプライドがあります。
「高圧的な人」は自分が高圧的だと分かっているんです。分かっちゃいるのにやめられない(んだと想定できます)。
自分がイライラしている時って、「あー、なんで私こんなにイライラしてるんだろ?」自分で分かりますよね。「イライラしてるの分かってるけど、おさまらないのよ」こんな感じ。「高圧的な人」は常にこれです。
「高圧的な人」を見たら、まずやる事、それは、
・怒ってる人だと思わない。
・変わった人、珍しい人、なかなか会えない人だと思う。
例えば、タイムスリップして来た戦国時代のお侍さんだと思う。実物には滅多に会えないし、珍しいし、着ているものやら話し方やら、現代の私達から見れば、きっと変わった人に見えるはず。
お侍さんが相談に来たら、めちゃくちゃ興味湧きますよね?
「どこから来たんですか?」「どうやって来たんですか?」「何してる人ですか?」「何食べてるんですか?」「今流行ってる事は何ですか?」
聞きたい事だらけになりますよね。
「高圧的な人」が来たら、戦国時代の侍だと思って、相手に興味を持って、その人との会話を楽しむ。興味を持ってヒアリングをする。
この気持ちの持ち方がまずやる事です。
「高圧的な人」が投げかける質問は、言っている事は、自分の聞きたい事だけ。とにかく自分のペースに相手を巻き込み、自分のコントロール下に人を置きたい、自分の質問の答えだけ知りたい。
「高圧的な人」が投げかける質問、言葉は、「高圧的な人」自身が欲しい答えを導き出す事の出来るようなものではないのです。この事にご本人は気がついていないケースもあれば、薄々気がついているケースもあります。
だから、「高圧的な人」の質問に付き合ってはいけません。その質問にフォーカスしてはいけません。かわすんです。
「高圧的な人」は自分の思い通りにしたいと思っています。その「高圧的な人」が投げかける質問について説明したり、説得しようしたりするのは、正しい対応の仕方ではありません。これをやると、売り言葉に買い言葉、バトルに発展していきます。「高圧的な人」を「高圧的な」方へどんどん刺激することになるのです。
「高圧的な人」の感情に入っちゃだめです。
「高圧的な人」の話に乗らない、話を変えるんです。
話を変えながらヒアリングをし、そして、「高圧的な人」にとって恥ずかしいところを刺激するんです。
恥ずかしいところって何よ?
「高圧的な人」は、自分が高圧的だと分かっているんです。高圧的なために上手くいかなかった事も沢山あるんです。それを自分でも分かっているのです。ここが、恥ずかしいところです。
恥ずかしいところを刺激する時には注意が必要です。相手に恥をかかせない、自尊心を損なわないように刺激することです。
例えば、
「おたく、建築について中立的にアドバイスしてくれるって広告に書いてあったけど、本当にそうなの?どーせセールスするんでしょ?」
「お客様のようなタイプは、私がセールスもどきのお話をすると、すぐに中立的じゃないわって見抜かれるでしょ」
「だから、セールスはいたしません。中立的なアドバイスしか致しません」
「へぇー、じゃやってみなさいよ」
こんな風に話すと、この方の自尊心を傷つけることはありません。そして、高圧的な態度が聞く姿勢に変化していきます。
「高圧的な人」の恥ずかしいところを刺激する例、
「今日のセミナー聞いたんだけど、私に最適な建築予算とか建築面積とか試算してくれるって言ってたわよね。パパっと計算して、その数字だけおしえてくれない?プロなんだからすぐ出来るわよね」
(この数字を試算するには、ややこしい面倒な作業をして頂く必要があります。セミナーでその事を説明しているので、「高圧的な人」はその事を知った上で、この無理な発言をしています)
(ここで、この質問にまともに答えてはいけません。)
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