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#155 「めんどくさい」撲滅作戦

言葉の影響力は、想像以上にあると思う。
特に自分が発する言葉の影響は、自分が思っている以上に大きい。

2024年も残り20日。
今年を振り返ると、やや自己肯定感が下がった一年になったと思う。
どうにも思うように自分のやりたいことを進められなかった。

理由としては、仕事の変化が大きいとは思う。
環境が変わり、仕事が増え、責任が重くなった。
これにうまく適応しきれていないというのも、この一年どうにもスッキリした感じがしない原因だと分析している。

一方で、先日ふと自覚したことがある。
去年よりもある言葉をとても使っていたということに。

その言葉こそ、「めんどくさい」という言葉である。

人は言葉通りに行動をする生き物

使う言葉がその人を作っていく。
同居している父を見ていると、心からそう思う。
彼の言動を聞いていると、凄まじくネガティブなのだ。

「ああ、やだやだ」
「いいことが全然ねえなぁ」
「金ばっかりかかって本当に嫌になる」

そんな後ろ向きな言葉ばかりを使っているから、顔つきまでネガティブになってきている。
歳を重ねるにつれてできなくなることが多くなる。
ゆえに後ろ向きになってしまうのかもしれないが、自らが使う言葉に引っ張られている節も、僕はあると思う。

かくいう僕は、先に書いたように「めんどくさい」という言葉に引っ張られた結果、2024年がネガティブなものになってしまったなと感じる。

「めんどくさい」の効能

「めんどくさい」という言葉にはどのような効果があるのか。
それは、行動を起こさなくなるという効果だ。
例えば、目の前に何かやりたいことがあったとしても、

「やりたいなぁ。だけど、めんどくさいなぁ

と、「めんどくさい」を使うことによって、やりたいという前向きな気持ちが萎んでいってしまうのである。

他の記事でも書いているが、僕は自分を変えたいと日々思っている。
そのためには、変化を起こすための行動を起こす以外に道はない。
しかし、「めんどくさい」を使うことによって行動が抑制されてしまえば、当然ながら自分に変化だって起きるわけがない。

今年を振り返ったとき、スッキリしないと思った理由。
それは例年よりも、自分を変える行動ができていなかったから。
そしてその原因の一つに、息を吐くように「めんどくさい」という言葉をついていたからなのではないかと、咄嗟に思ったのだった。

今日から「めんどくさい」を撲滅する

仕事に行く前も「ああ、めんどくさいなぁ」と思うことが多かった。
記事を書くときも時には「めんどくさい」と思ったことだってある。
調べ物をしているときも「なんかめんどい」と思ったこともある。

上記記事の冒頭でも「めんどくせぇなぁ」と書いている。
そういった節の記事だから書いたわけだが、今年の僕の頭には、この言葉がかなり手近にあったのである。

一度きりの人生だから、いいものにしたい。
そのために自分を変えたい。
その第一歩として、まず使う言葉を変えてみようと思った。
そのさらに最初のステップとして「めんどくさい」を撲滅する。

まずは意識することから始めて、最終的には自分の頭の辞書から「めんどくさい」という言葉を消したい。
自分を変える行動の芽を、その言葉で摘み取りたくないからだ。

この時期に目標を立てると、どうしても「来年の目標」にしたくなる。
だけど、おそらく先延ばしにしてしまっては、それはもう目標ではなくなる気がする。
だから、今日から、今から実行していこう。

ただいまより、「めんどくさい」撲滅作戦を開始する!


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立竹落花
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