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#127 最近、ワクワクしてますか?

あと2日で10月も終わり。
この時期になると、多くの人がこの言葉を口にする。

「1年が過ぎるの早すぎない?」

かくいう僕も、今月何回この言葉を口にしたかわからない。
特に僕は誕生日が10月の上旬なので、それを過ぎるともう年末くらいの感覚で毎年過ごしている。

しかし、なんでこんなに時間が過ぎるのが早いんだろう……。
そう考えたときに、一つのキーワードが頭に浮かんだ。

それが、「ワクワク」だった。

単調になると、時間が消える?

年をとればとるほど、時間経過が早く感じる。
これは、「ジャネーの法則」というものらしい。

ジャネーの法則とは――
「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く感じられる」という現象を、心理学的に説明したもの。
1歳のときの一年は全人生の1/1、5歳のときの一年は全人生の1/5、50歳のときの一年は全人生の1/50と、時間の経過の早さは年齢に比例して加速する
と言われています。

フラッグシップ経営オフィシャルブログより引用

こういった法則があるゆえに、僕らは年齢を重ねるにつれて、1年が早く感じてしまうのである。
が、この後が肝心だと僕は思う。

人は初めてのことや、経験したことがないことをしている時は、それが強く印象に残り時間が長く感じるが、反対にその行動に慣れてしまうと時間の長さが気にならなくなり、あっという間に時が過ぎたように感じるということです。

フラッグシップ経営オフィシャルブログより引用

僕はこの34年間で色々な経験をしてきた。
おかげである程度のことが起きても冷静でいられるようになったなと思う。
だから幼い頃より、経験値を得た今の方が人生は楽しい。
けれど、それは同時に人生を単調にさせているのかもしれないと思った。

早朝に起きて、弁当を作って、朝食を作って、風呂に入って――
noteを書いて、仕事に行って、仕事から帰ってきて、夕飯を食べて――
筋トレして、noteを投稿して、noteを読んで、勉強して、読書して寝る――

仕事がある日のルーティーンである。
このルーティーン通りの生活は楽しいけれど、言われてみれば単調だ。

単調な生活をすればするほど時間が経つのが早いのであれば、それは時間が消えているのと同じなのではないかとも思ったのだった。

有体に書けば、日々を充実させることが大切なのだろう。
そんなことを考えていたときに、僕は友人のある言葉を思い出した。

最近、ワクワクしてなかったな

学生時代の友人と話していたときのこと。
その日は金曜日。彼は次の日が休みで、笑顔でこう言ったのだった。

「明日が土曜日だと思うとさ、すげえワクワクするんだよね

そのときは、ぶわっと笑ってしまった。
普段は物静かである彼だからというのもあるが、30を過ぎた男の口から「ワクワク」という言葉が出てきたことに、どこかシュールさを感じたからだ。同時に、「最近、ワクワクしてないな」という悲壮感も覚えていた。

そういえば、子どもの頃は、色々なことにワクワクしていた。
電車に乗るだけでもワクワクしていたし、好きなアーティストが新曲を出したときも今以上にワクワクしていたし、休日に友人と会うたびにワクワクしていた。

そこでジャネーの法則を思い出し、腑に落ちたのだった。
1年が早く感じるのは、間違いなく日常が単調になったから。
言いかえれば、ワクワクが少ないからだ
、と。

ワクワクは、自分でつくるもの

どんなときにワクワクってするのだろう?

新しいことにチャレンジするとき?
旅行に行ったり、食べたいものを食べたりするとき?
やりたいことに思い切り打ち込んでいるとき?

人によって何にワクワクするかは違うけれど、1つ言えることは、待っているだけではワクワクはやってこないということだ。
それは子どもであれ、大人であれ変わらないと思う。

人生を充実させることは、ワクワクを増やすことと同義なのだと思う。

あなたは何にワクワクするだろう?
もし今ワクワクするものがなかったら、無理しない程度にワクワクを見つけるための行動を起こしていくといいかもしれない。
それだけでもワクワクするかもしれないから。

自分のワクワクは、自分でしか作れない。

余談

10月30日現在、立竹落花はワクワクしています。
今週末に友達とグランピングに行ってくるから……!

遠足とか旅行とか、出かける前が一番ワクワクするんですよね。
そんなワクワクを楽しんでいる今日この頃でございます。



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立竹落花
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