⑤MTGアリーナ ブロール:【永遠の策謀家、ズアー】のエンチャントを語り続ける話 その2

皆様こんにちは、ラカンです。2024年最後の投稿です。
今回はエンチャント編その2です。ズアーはやはり高マナコストのエンチャントを絡ませてこそ本来のスペックを発揮するので、是非紹介したいカードばかりです。それでは長文お付き合いよろしくお願いします。

本記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。
題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC

Wizards of the Coast ファンコンテンツ・ポリシーより


《霧の月の引力/Pull of the Mist Moon》

2つあれば2倍強い。

アルケミー:ドミナリアで実装された払拭の光の亜種。
単体追放除去なら護法が付いた存在の封印や、瞬速が付いた排斥停滞の罠などの方が性能が高いが、一番の差別点はキッカー能力。
都合5マナを支払うと手札の土地以外のパーマネントにも追放能力を『永久に』与えられる。除去エンチャントに付与して制圧能力を上げてもヨシ、神に付与して絶対に返さない鋼の意志を示すのもヨシ、1枚で2枚以上の役割を持たせられるのは流石オリカ。
破壊されても光輝の夜明け、ヘリオッド等のエンチャント回収ができればもう一度キッカーを払って追放除去エンチャントを増産できる。こいつぁ護り甲斐がありますぜ。

《エストリッドの祈祷/Estrid's Invocation》

奥の手がぴょんぴょんするんじゃあ^~

モダンホライゾン3で収録されたコピーエンチャント。
やっていることがえげつない。
エンチャント複製鏡細工と同じように場のエンチャントの2枚目としてアドバンテージを取るが、毎ターンのアップキープ時に任意ブリンクする。
収録時、これによってETB能力の価値と筆者の心が跳ね上がった。
シンプルに大主の2枚目として出すのも悪くないが、神憑く相棒当惑させる難題で追加ドロー、各種追放除去や野望の試練逃げ場なしがあればソフトロック状態を作れる。そして英雄譚をコピーするとオリジナルが墓地に行くまで1章、2章を2、3回繰り返す。
やってることがえげつない。(アップキープ)

《息詰まる徴税/Smothering Tithe》

ノードロー、ノーマジック

ラヴニカの献身で収録、エルドレインの森で再録されたエンチャント。
対戦相手のドローに2マナの課税か宝物を選択させる。
通常ドローにも課税を課すので、ゲームスピードが遅めの相手だと最高に鬱陶しいことだろう。大量ドローなんて許されないんDA。
攻撃的な相手なら行動回数を優先させて宝物をたくさん献上してくれるので喜んで手札の除去で捌いてあげよう。

《予期の力戦/Leyline of Anticipation》

メイド・イン・ヘブン!

基本セット2020で収録、エルドレインの森で再録された青力戦。
初手にあれば全ての呪文が瞬速で唱えられるので動きが鈍いエンチャントの弱点がなくなる。ズアーも瞬速を持つので力戦やエンチャントの除去にスタックしてズアーを出して妨害することも可能。
一つ上の次元で対戦相手を翻弄出来るとても楽しい力戦だ。

《虚空の力戦/Leyline of the Void》

0ターンキル発生装置。

これも基本セット2020で収録、エルドレインの森で再録された黒力戦。
全ての墓地利用デッキを開幕で〇す必殺エンチャント。
フラッシュバック、死亡誘発、リアニメイト、年経た枝指幻影の発明家、ナシギトラグの怪物etc刺さる相手はとても多いので腐ることは大してない。
勿論4マナで唱えても刺さる相手なら十分強力。4/4のサイズも太くて頼もしい。墓地利用統率者の除去tier1なので除去の集中砲火を受けるだろうがズアーで守護ってやろう。

《エルズペス、死に打ち勝つ/Elspeth Conquers Death》

花形の1枚

テーロス環魂期に収録された英雄譚。
パーマネント除去、行動制限、リアニメイトと5マナの英雄譚の重さに相応しいパワーの塊。2章のターンで相手の妨害を制限しながらズアーの展開を進めるのが定石。返しのターンでズアーを処理されても3章で復活するのでこれも相性が良い。
どうにかしてこの英雄譚をコピー、リアニメイトで2、3回酷使して盤面を滅茶苦茶にすれば勝ちってやつだ。
ただしアグロ系にはお荷物になりがち。手札入れ替えとして待っててくれ。

《最古再誕/The Eldest Reborn》

全ては終わり、そして始まる

英雄譚が初収録されたドミナリアで出た2枚目(1枚目)のエルズペス、死に打ち勝つ
カードパワーは劣るが、なんだかんだ英雄譚として普通に強いので採用。
3章のリアニメイトは相手の墓地もプレインズウォーカーも対象に出来るのでここだけ死に打ち勝つに勝っている。

《執念の徳目/Virtue of Persistence》

エルドレインのテーマ好き

エルドレインの森にて収録された徳目サイクルの黒担当。
本体は7マナの毎ターンリアニメイト装置。ズアーと絡めばごん太サイズで制圧できるがうまく設置できるゲームはそんなにない。
すると専ら使うのは出来事。序盤のマナクリやシステムクリーチャーに手軽に撃てるのが本当に便利。追放領域に徳目を置いて相手をけん制させる事がこのカードの真の使い方かもしれない。

《不浄の別室+祭儀室/Unholy Annex+Ritual Chamber》

化け物?違う、俺が悪魔だぁ

ダスクモーン:戦慄の館で収録された「部屋」エンチャント。スタンダードやパイオニアでも活躍してるアドバンテージ獲得源。
『融合』や『余波』呪文に似た使い方をしているが基本は3マナのドアから開く。
ファイレクシアの闘技場の亜種だが、ドローがターン終了時なのですぐに恩恵を得られる点がとても嬉しい。おまけでデーモンがいれば2点ドレインする。5マナのドアは6/6飛行のデーモンの召喚。いや、普通にデカいしデメリットないじゃん。冒涜の悪魔に謝って?
ズアーを絡めると最高で、8/8接死絆魂呪禁+6/6飛行+毎ターンドロー2点ドレインとなる。あ、悪魔たん…。

《天上の赦免/Ethereal Absolution》

暴力を振るって良い相手は虫共と墓地だけです。

ラヴニカの献身で収録されたクソデカエンチャント。
栄光の頌歌死の支配の呪い+墓地掃除能力でなんと出血大サービス6マナでご提供。硬鎧の大群や相手の小粒生物を一掃しながら打点を増やせるのが強力。起動型能力は4マナと重めで構えるのは少々難しい。おまけ程度で見るのが精神的に良い。徹底的にやりたいなら他の墓地対策を増やすのが吉。


終わり

以上でエンチャント編を終了し、永遠の策謀家、ズアーのデッキカード紹介が終わりました。年内に投稿が完結できて良かった。
突然の思い付きでnoteに投稿し始めましたが、頭の中でぐるぐる考えていたことを出力すると意外と多く文章として表れるものだなと実感しました。
そして多くの方々がこの投稿を見て頂いていることに驚いてもいます。
来年も引き続き溜めていたものが尽きるか、飽きるまで投稿という形で出していこうと思います。

長くなりましたが、皆様年末はお世話になりました。2025年もよろしくお願いします。

Next Zur is,,,

いいなと思ったら応援しよう!