⑥MTGアリーナ ブロール:【永遠の策謀家、ズアー】のおまけを語る話
皆様新年あけましておめでとうございます。ラカンです。
実は2024年に置き土産がありました。そう、パイオニアマスターズです。パイオニアフォーマット内だがMTGアリーナでは未実装だったカードが多数使えるようになったこのセットでやはりズアーも収穫がありました。
なので今回はパイオニアマスターズで特におすすめのカードをいくつか語っていこうと思います。それではお付き合いよろしくお願いします。
《停滞の罠/Stasis Snare》
戦乱のゼンディカーで収録された追放除去エンチャント。
「同じコストの追放除去」と見るとクリーチャー限定という点で弱いと評価しがちだが、筆者は「瞬速を得た未達への旅」と考えて高評価である。差別点は「土地・クリーチャー」を対象に取れる所。野生の魂、アシャヤを処理できる君は素晴らしい。
《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun》
初代テーロスで収録された主神()
破壊不能、全体『警戒』付与、エンチャント生物の生成能力とズアーとの相性はとてもよく見える。アーデンベイル城なら白マナ出せるんだよなぁ。
マナを潤沢に用意できる構成なら十分採用できる。
軽量エンチャントを連打するなら神聖なる憑依を採用しよう。
《ヘリオッドの指図/Dictate of Heliod》
ニクスへの旅で収録された指図サイクルの白担当。
瞬速で+2修正は面展開なら超強力。トークン主体なら入れてみてもいいかも。舐めた全体火力やマイナス除去を凌げられたらドヤ顔もの。
単体でも5マナ7/7は緑とのどつき合いでも張り合えるサイズ。
《ニクスの星原/Starfield of Nyx》
マジックオリジンで収録された2つの能力を持った神話レア。
1つ目は毎ターンエンチャントのリアニメイト。唯一無二である。
自然と墓地に行く英雄譚や相手を無力化し損ねた声も出せない等のオーラを再利用できるのが強力で、特にオーラのリアニメイトはルールにより相手の呪禁や被覆を貫通して付けられる。
2つ目は条件付きのオパール色の輝き、もといズアーの能力そのまんま。
エンチャント5つ以上は神聖なる憑依より緩いし自身のリアニメイト込みでかなり達成しやすいので十分フィニッシュ性能が高い。エンチャントデッキにとって待望のパワーカードだ。
《弁論の幻霊/Eidolon of Rhetoric》
ニクスへの旅で収録された法の定めが生物化したクリーチャー。
生物除去に弱くなるが、単体で殴りに行ける一長一短の性能。コンボや続唱が嫌いなら法の定めと2枚採用でがちがちに縛って打消しを構えながらニチャニチャ遊ぼう(暗黒微笑)
《エレボスの指図/Dictate of Erebos》
ニクスへの旅で収録された2枚目の墓穴までの契約。
瞬速を持つので面で不利な状況でも相討ち以上に持ち込める。ただ効果を十分に活かすにはクリーチャーの採用枚数を増やしたり、墓地回収のシステムを見直し専用の構築を考えておかないといけない点は注意。
《死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead》
初代テーロスで収録された冥界の神様。昔は鞭が本体だった。
ライフゲインの禁止はかの神()を封殺できる。何年越しの伏線回収だ?
白黒統率者にも刺さるだろう。アマリアとか黙示録、シェオルドレッドとかライフゲイン誘発能力でデッキが回る統率者はそこそこいる。
起動型能力も2マナ1ドローと軽くて使いやすそうである。ズアーがいなくても信心を達成することは難しくなさそうなので黒を濃くする目的にしてもいいかも。
《遠隔+不在/Far+Away》
塩箱やら鹿クジで有名なドラゴンの迷路で収録された『融合』呪文。
送還と悪魔の布告がコスト増しで1枚に収まった。除去のレパートリーを増やす目的で入れてもいいかも。
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
次元の混乱初出、M15で再録された伝説の土地。
これさえあれば暗黒の儀式が無くてもネクロポーテンスもドミナンスも絶望招来だって簡単に撃てちゃう。おかげで黒シンボルを濃くしても許されるようになった。
使い慣れていないプレイヤーはフェッチランドからも黒マナを出せることを覚えておこう。
今回はここまでとなります。
カードギャラリーを見ながら記事を書きましたが、懐かしさで感慨深くなりました。あの頃から今までずっと楽しいコンテンツなんて中々無いですよ。
今年もこの調子で思いついた事をどんどん書いていこうと思います。
ここまで読んで頂いた方々、どうもありがとうございました。次回もよろしく。