過不足なく生きていると思われたい欲が爆発した昨日
ある程度安定した稼ぎがあって、それなりに貯蓄もあって、信頼できる友人やパートナーにも恵まれている。
例えるならお仕事ドラマの主人公みたいな。ちょっと恋愛要素があるけど、主題はあくまでお仕事のタイプのドラマ。その主人公。それに私はなりたい。
なりたいな、でもなれないなというのを繰り返してここまで来てしまった。
友人やパートナーは自分だけじゃどうにもならない側面があるから、気にしすぎても仕方ないなと思うようにしているんだけど、たまに訪れる途方もない渇望感や孤独感が、私の日々を暗くする。
目の前が途端におぼつかなくなって、私の人生ってなんなんだろう?みたいな根源的な問いまで生み出そうとしてしまう。そこに答えなんてないのに。
もどかしさだけが募る。言葉にしようにも、私のそのもどかしさを適切に表す言葉を私自身が持ち合わせていなくて、そんなに大げさな表現じゃないよな?とか、もっと切実なんだけどな、みたいな誤差に我ながら戸惑って、もう頭はパンクしそうになる。
どうしようもない。
どうしようもないことにたいして、そのどうしようもなさを受け入れられるのも人生だよなと思うけど、そう思える時もあるけど。
思えない時もあるよ!人間だし。
昨日はそれがなんか爆発してしまって、早退した。そういう日もある。
話を戻すと、私はあくまで他人から『あの子は大丈夫』だと、過不足のない人生を歩んでいるのだと思われたい。そういう欲が強い。
自意識過剰でもあると思う。
でもどうしようもない私が、この自意識過剰をプラスに働かせた結果、ここまで何とか生きてくることができたとも言える。
まあこの思考は無理矢理すぎるけど、自分の嫌なところばかり目についたり、他人の好意を疑ったりめんどくさがったりしちゃうときって、大方自分が疲弊してるんだよね。
そのことに気づけただけでも良しとしたい。
でも、私は過不足のない人生をこれからも求めてしまう。
私の『過』も『不足』も、かわいいと、愛しいと思えるようになりたい。まずは私自身が。