ニート適性◎の引きこもり
ニートって34歳までらしい。
35歳との1年で何が変わるのか、その境界線がよくわからないなと思った記憶がある。
さて、僕は「人見知り」で「引きこもり」で「生活力皆無」という特性を持っているが、その話をしても誰にも信じてもらえない。
「いや私の方が人見知りだよ」
「俺の方が引きこもりだよ」
「僕より家事ができないとは思えない」
とか言われるわけだ。
特に生活力に関しては僕のレベルを知っているはずがないのに、なぜそんなことが言い切れるのかが疑問だと思う。
人はイメージや印象の通りとは限らない。いい意味でも悪い意味でも。
今日はこの中の「引きこもり」にフォーカスを当ててみた。
僕が「引きこもりだから家からほぼ出ない」と言っても、まぁまぁ信じてはもらえず、なんなら「俺の方が引きこもりだ」という謎のマウントを取られる。
だけど、大体そういう奴は休日もまぁまぁ出かけているし、誘われたら遊びにも行くし、そもそも仕事がない日にシャワー浴びて出かけるまでの抵抗がない。
行きたいところがないから家にいる奴や、誘いがないから家にいるだけの奴のことを引きこもりとは呼ばない、と自称引きこもりプロの僕は思う。
引きこもりの定義を調べてみると、
「趣味の用事の時だけ外出する」「近所のコンビニなどには出かける」「自室からほとんど出ない」といった状態が6カ月以上続く人
らしい。これが内閣府で定められている定義。
調べておきながら、そんなのあるんだなと驚いた。
僕は上記に当てはまるが、もっと言うと趣味の用事であろうと出かけない。
食品が尽きそうになったらしぶしぶ出かけるが、それも送料が掛からないなら全部宅配にしたいし、荷物も対面で受け取りたくない。
ネットショッピングをする際は到着日を全部同じ日にして、1日だけ我慢して人と顔を合わせるし、外出も極力したくないから、すべての予定を全部1日にまとめて一気にこなす。
仕事帰りに買い物をすることにして、休日は一切家から出ない。
僕の場合はそこに、人と会いたくないという願望も合わさって、出かけられない日もある。
シャワーまではできたんだけど。
準備まではやったんだけど。
玄関までは行けたんだけど。
ドアが開けられなくて、諦めることも多い。
なんなら今日も予定があったけど、家から出られなくてキャンセルである。
僕の基準ではこのくらいで、ようやく引きこもりを自称できると思っている。
自称うつ病とかみたいに、自称引きこもりもファッションみたいに気軽に名乗らないでほしい。
ガチの引きこもりは、思ったよりも深刻なのだ。
1か月ちょっと前に僕はニートになったのだが、適性ありすぎて抜け出せなくなりそうだ。
僕が考えるニート適性がある人の条件は、下記の3つ。
①外に出なくても人と会話しなくても、メンタルの状態が特に変わらないこと
②働かなくても罪悪感を感じないこと
③何もない日常を楽しく過ごせること
意外にも実際に1か月以上の長期休みを楽しく過ごせる大人は少ないみたいだ。 人と会わないのって、ストレスらしい。
逆に当てはまる人は仕事を辞めるときは要注意な!
僕はもう、お金の問題さえなければ、一生引きこもりニート生活していたいので、転職活動にも身が入らなくて困っている。
ちなみに来月末あたりにはお金が尽きて家賃が払えない予感がしている。
こんなnote.を書いている場合ではない気もするが、お金が尽きたら死ぬだけだ。
うっかり最後まで読んだ人には不穏な話をして申し訳ない。
(来月も生きて、なにかしらの記事を書けますように。)