【ペアーズ奮闘日記②前編】アムウェイ女編 勧誘女と会って30分で解散した話
この物語は、男女の聖なる出会いの場であるマッチングアプリのペアーズに蔓延るアムウェイ勧誘女達を片っ端から成敗し、健全な男女の出会いの場を作ることを目指す、私ラージ高山の実話である。
マッチングからアポまで
それは僕がチョメチョメする相手、、、ではなく健全な出会いを求めてペアーズを使っていた時だ、1人の女性とマッチングした。
彼女の名前はNちゃん。22歳飲食店店員の女性だ。写真を見てまず思った。
え、、、、!?美人すぎる!!!!!!!!!
そしてすごくエロそう!!!!!うおおおおおおおおお!!!!!!
しかも22歳!?若い!!!うおおおおおおおおおおお!!!!!!!
そして僕は期待を膨らまさえ鼻を膨らませながら、ウキウキでメッセージを送った。
「マッチありがとうございます!めっちゃ可愛いですね!モデルさんですか!?」
男たるもの、美しい女性に美しいと言わないわけには行かないのだ。
「えー、嬉しい、ありがとうございます!全然モデルじゃないですよ笑」
よし、感触は悪くない。そう思いながら僕はウキウキしながらメッセージのやり取りを続けた。
そのうち話題は休日の過ごし方へ、、、
僕はいつも通りテニスや草野球など体を動かして過ごすことが多いと伝えた。そして僕もNちゃんに休日は何をしているのか聞く。すると、、、
「友達と集まってバレーしてます!」
、、、ほう?バレー、、、ね?
「バレー」というワードはアンチアムウェイにとって非常に敏感な単語である。なぜならアムウェイ集団は、毎週バレーボールイベントを開いていて、それを足がかりに勧誘を行っているからだ。
まあでも?もしかしたら純粋にバレーが好きで、健全な社会人サークルでバレーしてるだけかもしれないし?うーん、すぐに疑ってかかるのはよくないな!この子美人だしそんなはずない!←馬鹿
その後お互いの居住地について話した。
僕が自分の住んでる場所について話すと、
「え!?私そこによく行きますよ!バレー友達がみんなそこに住んでるんです!毎週行ってます!」
、、、ほう?バレー友達がそこに住んでる、、、ねえ?
もうこれでツーアウトである。
彼女が住んでいる場所は別にバレー友達の居住地に近くはない、にも関わらず毎週通っているだと?学生時代の友達が奇跡的に社会人になってからみんな同じ場所に住んでいるなどありえるだろうか、、、?
ありえなくはないが、ありえたとしてもそれはアムウェイの可能性が高い。
、、、とりあえず世の男性諸君に言いたいのは、若くて美人でエロい女の子が何の下心も無く、無条件であなたとマッチングするほど世の中甘くないのである。もう言ってしまおう、この子はアムウェイ勧誘女である。
が、まだツーアウト。ワンアウト残っている。野球は9回ツーアウトから、ならばマッチングアプリも同じである。
僕は「この子アムウェイと見せかけて実は純粋に僕に気がある若くて美人でエッチな女の子なんじゃないか」という一縷の期待にかけて、Nちゃんがバレーでよく来るという僕の家から2駅の場所で飲むことを提案した。
「いいですよ~!来週の夜とかどうですか?」
あっさりOK、しかも向こうから「来週の夜」を提案してくれた。
僕のボルテージが高まる。
僕はとりあえず金曜日の夜を提案した。すると、、、
「金曜日お仕事終わるの遅いから会うの23時とかになっちゃうけど大丈夫♡?」
、、、え、23時?金曜日の夜に?しかも僕の家の近く?てか店閉まってね?てか急にタメ?
あれ、、、これ、、、もしかして、、、確定演出、、、?
、、、はい、もう会場のボルテージはMAXですね。
いや、一旦落ち着こう、、、こういうときこそビジネスフレームワークの
1つである5W1Hで整理するのだ。
いつ(When)
→金曜日の夜23時
どこで(Where)
→僕の家の近くということしか決まってない。
23時以降も開いてる居酒屋で?それとも僕の家?
誰が(Who)
→美人でエッチな22歳
何を(What)
→僕と飲む
なぜ?(Why)
→、、、なんでだ?
どのように(How)
→、、、どのようにってなんだ?
整理した結果、Where, Why, Howが未確定事項であった。やっぱりフレームワークって大事だね、社会人として。
特にWhyとHowが不明である。いや、まあこの場合におけるHowってそもそも何って感じだけど!
ということでWhyについて考えてみた。
まず思い浮かんだのは、美人局(つつもたせ)。美女に誘われてホテルに行ったら怖いお兄さんが待ってて、「おいごらあ、てめえなに人の女に手出しとんじゃい」とブチギレてボコボコにされた挙げ句身ぐるみを剥がされる、あれである。
次に思い浮かんだのは、アムウェイ勧誘。なぜならここまでのやり取りで、既にツーアウトになるくらいにはアムウェイ女の条件を満たしていたからである。
そして最後に思い浮かんだのは、、、ヤリマ◯ビ◯チ説。思い浮かんだというか願望である。でも23時に会いたがるってねえ、その可能性もあるよね?
あとは、試されているか、、、。これで23時に食いついてくるような男とは会わないよ?みたいな。
個人的には試してくるような女は基本願い下げだが、この子に関しては可愛かったのでその可能性も考慮して動くことにした(結局顔かよ)
「俺は次の日朝早くないから23時でも大丈夫だけど、本当に平気?流石に23時は遅いし他の日でもいいよ!俺は大丈夫だけど!」
23時を心配し他の日を提案しつつ、別に自分は23時でも大丈夫と伝える高等テク(笑)である。
「いあ、金曜日の23時にしよ!」
、、、なぜ?なぜ頑なに23時にこだわる、、、?
この問いをはっきりさせるのに必要な事項に僕は気がついた。
そう、Whereも確定はしていない。
改めて確認すると
どこで(Where)
→僕の家の近くということしか決まってない。
23時以降も開いてる居酒屋で?それとも僕の家?
という状況だ。
もし居酒屋なら、おそらく友達の家とやらに泊まることが前提だろう。
しかしもし僕の家なら、、、ぬおおおおおおおおな展開である。
「じゃあ23時で!どこで飲む?23時以降開いてる店探すか、、、もしくはコンビニで酒買って俺の家で飲む?」
Whereをはっきりさせるべく、この様な提案をした結果思いがけぬ答えが返ってきた。
「それか外で軽く1杯飲もうよ!」
、、、はい、スリーアウト。
アムウェイ会員はどういうわけか、深夜に人を呼び出して公園や河川敷などの外でお酒を飲もうと誘ってくる。多分コスパよく勧誘ができるからだろう。そして勧誘が済んだら近くのアムウェイシェアハウス、つまりバレーボール友達の家とやらに帰ればよいのだ。
この瞬間僕は、この子がアムウェイ女であることを確信した。
もう一度言おう。
若くて美人でエロい女の子が何の下心も無く、無条件であなたとチョメチョメするほど世の中甘くないのである。
がしかし!諦めるのは早い!Mちゃんの時のように持ち帰って洗脳を解いてやればよいのだ!
むしろ救済してあげるべきである!そう!これは人助け!
ということで僕は金曜日の夜23時に公園で1杯の盃を交わすアポを取り付けた。
今回はなかなかタフな戦いになりそうだ。
後編へ続く
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