Sneaky Pete(卑怯なピートおじさん)(1)
タイトル画像はBGGから引用です。
実は、Pressman社のミニゲーム&パズルコレクション 'Think Series'の紹介記事の続き記事になっております。なんだかご無沙汰になっちゃいました。
2人用ゲームの1本目は「ひきょうなピートおじさん」です。
まずはルールをご覧ください。来週にルールの解説記事を書く予定です。
Sneaky Pete(卑怯なピートおじさん) 2 players
勝利条件:
相手のペグを5本全部先に取ったら勝ち
用具:
ゲーム盤
目隠しシールド
黄と緑、5個ずつのペグ。合計10本
特殊なダイス2つ。それぞれの面は以下の通り
ダイスA
(1 2 3 1 2 3)
ダイスB
(P B B B B B)
*Bはブランク(真っ白)の面。Pはピートおじさんの似顔絵イラスト。
準備:
イラストの通りにペグを配置する。
各自がダイスを振り、大きな目を出したほうが先攻となる。
遊び方:
自分のターンになったら、目隠しシールドの後ろに隠しながら2個の専用ダイスを振る。相手に出た目が見えないように注意する。
ダイスを振ったら、次は「宣言」をしなければならない。
「宣言」の詳細説明
ダイス2個を振った後にプレーヤーが実行するのは下記の4通りの中のどれか1つ。
A 本当の数字を宣言する
B 嘘の数字を宣言する
C 「スニーキーピート」がダイスで出たので、そう宣言する
D 「スニーキーピート」が出ていないのに、出たと嘘をつく
A 本当に出ている数字を言う
ダイスで示されている数字をそのまま宣言する。
相手プレーヤーがその宣言を信じた場合は、ダイスの目のぶんだけ、任意の自分のコマを進める。左右どちらを進めても良い。
その後、ダイスの目は何が出ていたのか、必ず相手に見せる。
相手プレーヤーが「信じない&嘘だ(ダウト)」を宣言した場合は、まず相手にダイスの目を見せて、それからダイスの目のぶんだけ、任意の自分のコマを進める。
B 嘘の数字を言う
ダイスで示されている数字とは、異なる数字を宣言する。
相手プレーヤーがその宣言を信じた場合は、宣言した数字のぶんだけ、任意の自分のコマを進める。左右どちらを進めても良い。
その後、本当はダイスは何が出ていたのか、必ず相手に見せる。
相手プレーヤーが「信じない&嘘だ(ダウト)」と宣言した場合は、相手にダイスの目を見せる。そして、今回のターンはコマを動かすことはできないまま終了。
C 「スニーキーピート」がダイスの目として出た場合
ダイスの目で「SneakyPete」が出た時は「スニーキーピート」と宣言する。
相手プレーヤーがその宣言を信じた場合は、ある任意の自分の色のコマを指でさししめして、そこから最も近い相手のコマのマスへといっきに移動させる。
そこにあった相手のコマはゲーム盤から取り除く。
最後に、ダイスの目は何が出ていたのかを必ず公開する。
相手プレーヤーが「信じない&嘘だ(ダウト)」を宣言した場合は、まず相手にダイスの目を見せる。
ある任意の自分の色のコマを指でさししめして、そこから最も近い相手のコマのマスへといっきに移動させる。そこにあった相手のコマはゲーム盤から取り除く。
それだけでなく、相手の「ダウト」失敗のペナルティとして、もういちどあなたのターンになる。
D ダイスの目に「スニーキーピート」が出ていないのに「スニーキーピート」を宣言した場合
相手プレーヤーがその宣言を信じた場合は、ある任意の自分の色のコマを指でさししめして、そこから最も近い相手のコマのマスへといっきに移動させる。そこにあった相手のコマはゲーム盤から取り除く。
相手プレーヤーが「信じない&嘘だ(ダウト)」を宣言した場合は、まず相手にダイスの目を見せる。
この場合は、あなたのターンは即座に終了となる。
重要な追加ルール
「数字の宣言」について重要なルール
1 直前のターンで宣言された「数」は、今回の自分のターンで宣言できない。(本当にダイスにその目が出ているかどうかと無関係)
2 「スニーキーピート」の宣言は、直前のターンで「スニーキーピート」が宣言されていても構わない。いつでも可能。
3 もし、うっかりなどの理由で、直前のターンで宣言されていた「数字」を宣言してしまった時は、即座にターン終了となる。
「コマを数字通りに動かす」ときの重要なルール
ダイスの目に従って自分のコマを動かしたとき、止まったマスに「相手のコマ」があった場合は、そのコマを取り除く。