【フィルム写真】X-TRA400でゆく志賀高原
志賀高原スキー旅行の後半。前半はPORTRA400を使っていた。無事に使い切ることができたのでX-TRA400へとバトンタッチした。5日の旅行の内で4日目の後半から。
前半のPORTRA400はこちら。
奥志賀高原のゴンドラ。
山の麓ではガスはないのだが、ゴンドラで上に上がると真っ白。離れたところに見える木々もおぼろげに浮かんでいた。
しかし、山を下りてくるとやはり視界はクリアに戻る。朝から急に気温が下がってきたので、木の枝は霧氷になっており、枝先は白く幻想的だ。
再びゴンドラ駅に戻ってくると裏の道は除雪が始まっていた。バスの停留所には夕方になってきたので元いたゲレンデに帰るのか、道具を持った人たちが集まっている。
私も山頂の連絡路を通って焼額に帰ることにする。
ゴンドラを降りてペアリフトに乗り継いだら山頂までしばらくの空中散歩だ。ガスがゆっくりと流れ幽玄な光景が広がる。
焼額山に帰ってきた。あとはホテルまで下るだけだ。場外に出るなという看板にもツララが付いていた。
ホテルに着いたら板を片付け、シャワーを浴びる。今回は最後の1泊なので片付けられる物はカバンに仕舞っていく。そして、最後の夕ご飯。
最後の夕食も美味しくて腹がいっぱいになるまで食べてしまった。部屋に戻ったら片付けの続き。あまり散らかしていなかったのでアッサリ片付き、残りの時間を楽しんだ。
最後の朝。昨晩も良く冷えたようで、景色は一層白さを増していた。
名残惜しさが残るものの、山を下りて湯田中へ向かう。沿道の木々は真っ白。
平野に降りてきた。里でも雪は良く降ったようで真っ白な田園に銀色の山。まさしく雪国そのものだった。湯田中駅の裏にある駐車場に車を停めて、旧駅舎の横に建てられた温泉へ。非常に小さな温泉だったので10人程度で満員になってしまう。更衣室も結構混んだものの、泉質は満足のいくものだった。4日間一度も浸からずシャワーのみだったので、久しぶりの湯船でしかも温泉となるとその心地良さは格別である。
風呂から上がったら少しだけ散歩してみることに。旧駅舎は木造の田舎らしい駅舎であるものの、現駅舎は反対にあって表は見えない。線路の終点を回り込んで正面に。
渋い。とにかく渋い。旧駅舎はきれいに整備されているのだが、現駅舎はコンクリートと鉄でできており、補修は最低限。これが非常に時の流れを感じさせる。平成生まれの私には触れたことのない「昭和」のかけらがそこにはあった。
感傷にいつまでも浸っているわけにはいかないので湯田中を後にする。途中スーパーに寄ってお土産を買ったり帰りのご飯を買ったり。あっさり帰ってきたと見せかけて、ちゃんと午前中はスキーをしていたのでスーパーを出たら18:00だった。結局必死になって大阪まで帰るのだった。
さて、今週はここまで。2回に分けた志賀高原旅もこれで終わり。3日間も雨に降られてしまったが、それなりに楽しむことができた。来年もまた来れるよう頑張ろう。
それでは今週も皆様にとって良き週末となりますように。
・・・過去の記事・・・
ColorPlus200でゆく犬山、各務ヶ原
Nikon Fシステム、1番コスパいい説。