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頑張るために、ケジメをつけて断捨離【No.11】

 最近、上京後しばらくして買ったぬいぐるみを捨てました。
ミニオンが大好きな私。ボブの大きなぬいぐるみは多分、私の唾液と涙が染み付いております。
 毎晩のように抱いて眠りました。

 最近、上京するときに買った枕を捨てました。
かなりの高反発枕でした。新しくお迎えしたのはふわふわのもちもち枕です。
クッションも二つ、枕の下へこさえました。

 最近、高校時代に親に買ってもらった鍵盤キーボードを処分することを決めました。

捨てられなかったもの

曖昧な自分との別れです

 子供の頃は、何でもやりたいことをさせてもらいました。
させてもらったというか、放任主義な両親でしたので。しかしながら、「やりたいことがあるなら自分の力で何とかしなさい」という具合でした。
 上京することもそう、許可はします、みたいな。まあ、なんだかんだ言って助けてもらってばかりですけど。

 でも、曖昧なことは嫌いな両親でしたので、中途半端はあまり良い顔をされなかった覚えがあります。理由が明確に説明できないものは、渋られましたし。

 でも、趣味は別。気まぐれで始めた絵も、お願いすれば道具を買ってくれましたし、ピアノも。元々は幼い頃の姉へのプレゼントだったそれは、私の趣味にも変わりました。

 高校生の頃、少し私が学校にいけなくなった時期がありました。
ちょっとでも気が紛れればと、新しい88鍵盤のキーボードを買ってもらいました。

 独学ですが、ちょっとばかし練習して。ちょっと飽きちゃって、しばらく経ったら気まぐれで触れてみたりして。

 東京にもつれてきました。
しかし、大人になってシンプルになりたいと考えた私。子供の頃の思い出やらがいつもストッパーになって、もう滅多に触ることがないのに、家に置いておりました。

 どうして、今処分することを決めたかというと。
例えば、お勉強をするとき。ふと横に置いてあるピアノが目に入って、少しばかりやる気が削がれてしまったり。
例えば、読書をしているとき、本棚に置いてあるピアノの教則本が目に入って、どうしてか触れてやらねばなあ、と感じることがあります。
 
 一度読んだ本は、絶対に捨てられない私です。思い出は、形にとっておけるものはいつまでも側に、と思います。
 でも、もうそろそろ、形にはなくても心に置いておける年頃になったのではないか、と感じて。

 こういうことって、言葉にした途端に色気がなくなるので、わざわざ、長いこと書き留めることはしませんが。

 別の方に触ってもらえれば、と。売りに出します。
ありがとうございました。

 突然、冬になったような肌寒さですね。
銀杏の木が、色づいてきました。凄い匂いを放っております。季節もめぐってます。

ではまた。

 

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